佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

今日の朝餉

 今日の朝餉は卵ごはん、麻婆豆腐、椎茸とヒラタケの味噌汁。

 卵ごはんは一言で言えばごはんの茶碗蒸しです。

 私は子どもの頃、肉や魚が苦手であまり食べませんでした。でも家が養鶏場をやっていたので卵は食べ放題でした。それこそ、毎日毎食、卵を使ったものを食べていたといってもいいほどです。生卵の卵かけご飯も好きなのですが、たまにこんなものを作ってもらうと嬉しかったものです。今は電子レンジで簡単に作れますが、当時はけっこう手間暇がかかっていたのだと思うと母に感謝したい気持ちです。

おだまき蒸し

本日の厨房男子。

夕食におだまき蒸しを作りました。

うどんの入った茶碗蒸し。私の好物のひとつです。

今日は具に椎茸、ヒラタケ、カニかま、きざみ穴子、うどんを入れ、トッピングに三ツ葉をあしらいました。

もう一品はこの時季ならではのふきのとうと葱の天ぷら。

ふきのとうの苦み、葱の甘み、どちらもこの時季ならではのものです。

酒は「上喜元 純米吟醸」。山形酒田の銘酒です。

かろうじて・・・(^^;)

今日は姫路経営者協会のJRK-OB会ゴルフコンペ。

ポカポカ天気に恵まれて、楽しい一日となりました。

スコアはかろうじて二桁。もう6打は縮められたはず。もったいないゴルフでした。

かなり花粉が飛んでいたようで、一日中鼻水との闘いでした。

私はこれまで花粉症を発症していませんでしたが、とうとう・・・?

2017年2月の読書メーター

2017年2月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1488ページ
ナイス数:574ナイス

 

 先月はたった4冊のみ読了。しかし内容は濃かった。いずれも名作ぞろい。

 読書量が少なかったのは休日にあちこち出かけていたから。特にこの季節は酒蔵見学に精を出す。本田商店(兵庫県姫路市)、木下酒造(京都府丹後)、此の友酒造(兵庫県朝来市)、多治米合名会社(兵庫県朝来市)、壷坂酒造(兵庫県姫路市)と忙しい忙しい。

汚れた赤を恋と呼ぶんだ (新潮文庫nex)汚れた赤を恋と呼ぶんだ (新潮文庫nex)感想
相変わらず上手いです。ちょっとした言い回しに惹かれます。たとえば「もしかしたらオレは、正直者でいたくて嘘をついていたのかもしれない」なんてことを、しれっと書くのですよ河野さんは。第三作の舞台は階段島ではなく現実世界。七草は真辺を、真辺は七草をとても大切に思っている。何よりも大切に思っているからこそ、お互いがお互いを捨ててしまう。そしてどちらもそのことに傷ついているように思える。ひとり傷つくことが相手にとって一番辛いことだというのに。二人ともよく似ている。近づけばお互いが傷ついてしまうヤマアラシジレンマ。
読了日:2月19日 著者:河野裕


月の上の観覧車 (新潮文庫)月の上の観覧車 (新潮文庫)感想
人は皆、幸せを希求する。幸せに恋い焦がれ、その程は「渇求」するといってもいいほどだ。でも思い描く幸せのかたちは人それぞれで、しばしばその想いはすれ違う。そして神様はいつも人間に意地悪で、思った通りの自分、描いたとおりの人生にはしてくれない。手に入れたと思った幸せはするりとその手からこぼれ落ちてしまう。荻原氏はそうした悲しみに寄り添うように8編の短編を著した。男は弱い。女も弱いが男はどうしようもなく弱い。せめてもの一筋の光が欲しい。小説にはそれが出来る。本当に魔法はあるのだと教えてくれる。
読了日:2月15日 著者:荻原浩


人形つかい (ハヤカワ文庫SF)人形つかい (ハヤカワ文庫SF)感想
地球侵略ものSFの名作。異生物に世界を蹂躙されると考えるだけで気分が悪いのに、その異生物たるやナメクジのような形状をしており、それがまるで蛭が人間にとりつくが如く背中に張り付いて、人間の脳をあやつり乗っ取ってしまう。そしてどんどん増殖していくという不気味さがこの小説の味わいどころだ。さらに取り憑かれ乗っ取られた人間であっても、服を着てしまえば通常の人間と見分けがつかないという猜疑心と恐怖たるや半端ではない。
読了日:2月11日 著者:ロバート・A.ハインライン


黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)黒後家蜘蛛の会 2 (創元推理文庫 167-2)
『1』より内容がさらにおもしろく充実してきたと感じるのは私だけだろうか。アシモフの知性に触れる悦び。ちょっとした空き時間に、こうした短編をポケットから取り出し、すこしずつ読む幸福感。世の中に文庫本があって良かった。「十三日の金曜日」「終局的犯罪」が好みであった。

 

読了日:2月7日 著者:アイザック・アシモフ

読書メーター

第413回 旬の会 @のぞえ

第413回旬の会が高砂「のぞえ」で開催されました。

そろそろ春です。冬のなごりの河豚をいただきました。

今日の酒は

  • 「明尽 純米大吟醸 50% 無濾過生原酒」 滋賀 日本酒度+4.0
     香り華やか、ライトボディでスルリと口に入ってくる。キレも爽やか。酒宴の幕開けにふさわしい酒。
  • 「大國 純米」 長野 日本酒度 ?
     乾杯用に一本だけ用意された酒。なかなか関西で手に入りにくい長野県伊那の酒。「えっ? 純米酒? 吟醸じゃないの?」と思うほど鮮烈な印象。甘いのだがしつこくない。バランスが良い酒。
  • 「此の友 純米 五百万石 KAKOYA GREEN」 兵庫・朝来 日本酒度+1.0
     今話題の酒。フルーティーですなぁ。こういう酒はキンキンに冷やして飲みたい。
  • 「真澄 純米吟醸 うすにごり 生」 長野 日本酒度ー1.0
     この味は毎年飲んできたもの。間違いありません。しかしボトルが変わっています。マグナムボトル(1500ml)です。私はやっぱり一升瓶が好きですが、この流れが今後、業界の主流になるのかどうか、興味深いところです。