本日の厨房男子。
今朝も太子屋の豆腐を使った料理を中心に。
まずは麻婆豆腐。
里芋と油揚げの炊き合わせ。
炊きたてご飯にワカメの味噌汁。
本日の厨房男子。
今朝も太子屋の豆腐を使った料理を中心に。
まずは麻婆豆腐。
里芋と油揚げの炊き合わせ。
炊きたてご飯にワカメの味噌汁。
2月22日~23日はKBR研究会。
5年ほど前に参加して以来、長く参加していないのだが今回は我が社が当番幹事役なので、主催者代表として久々の参加。
会議会場は徳島県鳴門市「ルネッサンスリゾート ナルト」。部屋からも風呂からも宴会場からもオーシャンビューのホテルだ。
往路の昼メシは淡路島の淡路サービスエリアで淡路島カレーを食す。淡路島の甘いタマネギも美味いが、ここの景色が抜群である。
1日目は午後一杯を会議。詳細な情報交換を行った。
夕食は当然、海の幸ふんだんな料理に酒の酒池肉林大宴会。酒は「鳴門鯛」が飲み放題でした。二次会、三次会と盛り上がり、解散したのは夜中であった。写真は撮っていない。撮っていたとしても載せられない。
翌朝は6時に起床。呑みすぎでややボウッとした頭と体を大浴場でサッパリさせ、部屋の外を見ると海越しに朝日が昇る。この景色が海近のホテルの値打ちだ。
朝メシをしっかりと食べたあとは懇親ゴルフ。
ゴルフ場は車で11号線を30分ばかり走ったところ「グランディー鳴門ゴルフクラブ36」。EASTコースを廻りました。一昨年のLPGA「リゾートトラスト・レディス」の舞台にもなったコースで、しっかり距離があり、海からの風がときおり強く、グリーンも早い難コース。結構ゴージャスというかバブリーというか、立派なクラブハウスをもつゴルフ場でありました。このゴルフ場も景色が抜群で、この景色を楽しむだけでも値打ちがあろうというもの。
昼飯は鯖寿司とうどんのセット。美味しゅうございました。
スコアはいつものとおり振るわず。初めてのコースで難コースとあれば仕方がないところ。とにかく天気良し、景色抜群、旨いビールを飲みながらの楽しいラウンドでした。
『世にも美しい日本語入門』(対談:安野光雅・藤原正彦/ちくまプリマー新書)を読みました。
まずは出版社の紹介文を引きます。
七五調のリズムから高度なユーモアまで、古典と呼ばれる文学作品には、美しく豊かな日本語があふれている。若い頃から名文に親しむ事の大切さを、熱く語りあう。
まず安野光雅氏が藤原正彦氏の小学校時代の先生でいらっしゃったとは驚きである。画家と数学者、一見まったく別々のものとも思える世界の第一人者が語り合うとき、そこに共通のもの「美」があることも驚きだ。
そういえば以前に森潔氏と小林秀雄氏の対談を書籍にまとめた『人間の建設』を読んだ時も同じような驚きを覚えたものである。数学者と文芸評論家がお互いの中に共通のものを察知し、すぐに打ち解けて話ができる。話す手段はもちろん言葉だが、言葉以前にお互いの中に共通のプラットフォームがある。それは哲学であったり、教養や知性であったり、審美眼であったりするわけだが、突きつめていうと、それぞれの分野が違えどそこにある普遍的なものを知るに至っているということなのだろう。その普遍的なものを共通言語として意思疎通が可能なのだ。思い切って言ってしまえば、その普遍的なものとは「美」である。
では「美」とはなにであろうか。それは「人の心を揺さぶるもの」であって、安野氏はそれを”ミューズ”という言葉で表現していらっしゃる。”ミューズ”とはギリシャ神話に登場する芸術・学術の女神である。つまるところ芸術・学術の世界において普遍性を持つものは人の心を揺さぶる美しさを持っているということ。情けないことに私はこのあたりの感覚を上手く表現できないので、私の敬愛するグラフィックデザイナー・永井一正氏のホームページにある「デザインに対する想い」という文章を引用する。私はこの文章を読んだとき、宇宙の法則・摂理と芸術・学術の関係の関係が腑に落ち、それが何故美しいのかがわかったような気がしたのだ。
デザインに対する想い
良質なデザインは人間の五感、つまり視覚・触覚・嗅覚・味覚・聴覚が統合し、ある目的をもった「かたち」に収斂したもののように思う。これはデザインをする側も、それを受け使う側にも共通した感覚が自然に存在するからだと思う。宇宙の中から奇跡的に地球ができ、微生物が生まれ、そして生き物たちのひとつとして人間が誕生した。そこには何か宇宙の法則、摂理があり、それが地球の生態系としてあらゆる自然・生物に共通しているように思う。それはとても神秘的で不思議で美しい。デザイナーはそれぞれ何かをデザインする時に、自然にすでに存在している法則をみつけ、それを「かたち」にしていくことだと思う。コストや機能と同時に美しく魅力的でなければ摂理から生まれた結晶とはいえない。それぞれの役割を認識した上で、自然に共通した感覚を大切にしていきたい。
『乙嫁語り <10>』(森薫・著/HARTA COMIX)を読みました。
まずは出版社の紹介文を引きます。
大迫力の鷹狩り!12歳のカルルクが男を磨く、”男修業”編が描かれる。
4ヵ月の充電期間を終えて、連載再開した『乙嫁語り』!第10巻の前半はカルルクが”男”になるべく修業をする”男修業”編。アミルの兄が暮らす冬の野営地へ行き、アゼル・ジョルク・バイマトの3人から鷹狩りを学びます。後半はアンカラへの旅を続けるスミスへ視点が移り、案内人アリとともに旅の様子が描かれていきます。お楽しみに!
大切にしたい人が出来たとき、男は強くなりたいと願う。今巻は12歳のカルルクがアミルにふさわしい男になるべくアミルの兄たちと一緒に冬の野営地で暮らし「男修行」をする話。もう一系統の話としてスミスのアンカラへの道中とアンカラでのタラスとの再開が描かれる。森さんは冬の中央アジアを描くにあたりかなりフラストレーションがあったようですね。そりゃそうでしょう、雪景色じゃあ森さんの精緻なタッチが活かせないですから。でもその分、イヌワシその他の動物に全精力を注がれたようですね。限りなく美しい絵です。