佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

飛鳥Ⅱ

2019/07/19

 神戸港停泊中の飛鳥Ⅱを見学させていただきました。ステートクラスの部屋でも充分快適でさらに船内施設をフルに活用すれば満足度は高いだろう。

 ただ103日をかけて世界一周をするならバルコニー付の部屋がいい。天気の良い日は部屋のバルコニーの椅子に腰掛けて酒を飲み本を読む。そんな贅沢を得るために必要な資金は約700万円。夫婦合わせて1400万円か。寄港地での費用を考えれば2000万円。なかなか簡単な金額ではない。でもそれだけの価値はあると感じる。

『深川駕籠』(山本一力・著/祥伝社文庫)

『深川駕籠』(山本一力・著/祥伝社文庫)を読みました。

 まずは出版社の紹介文を引きます。

深川の駕籠舁き・新太郎は、飛脚、鳶といった男たち三人と足の速さを競うことになった。いずれ劣らぬ早駆けの達人である。しかも、深川から高輪への往復のうち帰りの大川は泳いで渡らなければならない。江戸の町は大いに盛り上がり、勝ち札が売りに出された。新太郎は相肩尚平の秘策を胸に師走の町を走る。しかし、道中、同心の大野が卑劣な罠を仕掛けていた…。

深川駕籠 (祥伝社文庫)

深川駕籠 (祥伝社文庫)

 

 男、それもひとかどの男であることは難しい。彼の漱石も言っている。智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。意地、見栄、いやそんなものじゃない。己の胸に手を当てて納得できるかどうか、誰に対しても胸を張れるか、それを己に矜持にかけて問うて一点の曇りもない。窮屈な生き方かもしれない。だがそんな男がカッコイイ。

 

 

 

離の宴

2019/07/11

 

 今日はHR委員会の委員で暑気ばらい。『離の宴』で肉料理をいただきながら、ワインをあれこれいただきました。阪急王子公園駅から水道筋商店街を抜けたところにあります。

 この店の肉はかなりうまい。私は良くわからないがワインもかなり充実している様子。わざわざ出かける価値のある店でした。