佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『カモメ食堂』『パンとスープとネコ日和』 小林聡美二篇

 小林聡美が好きである。昔からそうなのだ。もう30年ちかく前のことになるが『やっぱり猫が好き』というTVドラマがあった。その頃から好きなのだ。

 失礼ながら女優としてもっとキレイな人はたくさんいる。もっとセクシーな女性もたくさんいる。というより、小林聡美はセクシーとは言い難い。いや、失礼。言いたい放題御免。

 私、このところの不摂生がたたって少々風邪気味である。今日は祝日。躰を癒やすべく、家にこもって三食とも厨房男子。合間に小林聡美主演のDVDを二本鑑賞。こういう休日も良い。 

 

かもめ食堂 [DVD]

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パンとスープとネコ日和  DVD-BOX

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「柿なます」と「無花果、菊菜、ジャンボピーマンの天ぷら」

 本日の厨房男子。

 材料はこんな感じ。柿とジャンボピーマン、菊菜はTさんとSさんにいただいたもの。無花果はバスの八百屋で買ったものです。

 酒は「獺祭 純米大吟醸 三割九分磨き」。妹がくれたものです。ありがたくいただきます。

YouTubeで落語 番外編_その2 大岡裁き二篇『小間物屋政談』『五貫裁き』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)の274席に取り上げられていないが名作だと思う噺を番外編で取り上げます。大岡裁きにかかる見事な噺が二篇あります。

 ひとつは『小間物屋政談』を立川志の輔で聴きましょう。どうにも救いようのない事態を大岡越前が見事に解決してくれます。


立川志の輔 小間物屋政談

 

 もう一つは『五貫裁き』。立川談志の名演を聴きましょう。


立川談志 五貫裁き

 

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YouTubeで落語 番外編_その1 『鼠穴』

 YouTubeで落語。本日取り上げる一席は『鼠穴』。矢野誠一氏の『新版 落語手帖』の274席には取り上げられておりませんが名作です。立川志の輔立川談志で聴きたいと思います。というのも志の輔にとってこの噺が特別のものだからです。志の輔は『鼠穴』について次のように語っています。

入門する2年ほど前、国立演芸場で師匠談志の鼠穴を聴きました。腰が抜けて立てませんでした。落語を聴いて泣いたのは後にも先にもこのときだけです。後半、兄貴が憎くて涙が出ました。勿論ストーリーを知らないわけではありません。なのに涙が止まりませんでした。今思うと、この落語を演りたくて落語家になったのかもしれません。 

 談志自身はあまり好きな噺ではないなんて言っていますが、それでも名演だと思います。

 そして志の輔は兄貴の憎たらしさの表現において談志師匠を超えたように私は思います。

 どうしようもなく救いのない噺が最後に一転。これこそ落語のよいところ。何度でも聴きたい名作です。

 


立川志の輔  鼠 穴

 


【鼠穴】 立川談志

 

新版・落語手帖

新版・落語手帖

 

 

 関連画像

 

 

昼メシはカレーで

 本日の厨房男子。

 TさんとSさんからいただいたジャンボピーマンを炒めたものを肴に ”WILD TURKEY”をやりながらカレーを煮込む。ジャンボピーマンの味付けには「料亭の粉しょうゆ」。下鴨茶寮でいただいたものです。

 カレーは「大根と蒟蒻のチリカレー」と「タマネギとアサリのカレー」の相がけ。

 

 

炒飯の具を三つ選ぶとすれば

 本日の厨房男子。

 朝飯はチャーハンとマイタケの味噌汁。

 炒飯の具はシンプルに絞った。具を三つ選ぶとすればベーコンと卵と葱だろう。ベーコンでなく焼豚を使うレシピをよく目にするが、私は焼豚の甘みは余分だと思う。具をシンプルにするからには味付けも岩塩と黒胡椒をガリガリ振りかけるだけ。うまい。しみじみうまい。