佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

2015-10-24から1日間の記事一覧

『ミシュランガイド 兵庫 2016 特別版』(日本ミシュランタイヤ株式会社・発行)

『ミシュランガイド 兵庫 2016 特別版』(日本ミシュランタイヤ株式会社・発行)が届きました。 これまで兵庫県では「神戸」のみであったエリアが兵庫県全体に拡がっています。 神戸では☆☆の『玄齋』をひいきにしている私ですが、さて姫路ではどうかとみ…

『プリズンホテル 4 春』(浅田次郎・著/集英社文庫)

『プリズンホテル 4 春』(浅田次郎・著/集英社文庫)を読みました。 まずは出版社の紹介文を引きます。 義母の富江は心の底から喜んだ。孝之介が文壇最高の権威「日本文芸大賞」の候補になったというのだ。これでもう思い残すことはない…。忽然と姿を消し…

いじめ

ごみの理屈など聞かん。昔は町じゅうがゴミだらけだったから、拾うやつもいなかった。今はみんなが振り返ってくれる。社会問題にもする。おかげでとうとうゴミが口を利くようになった。拾ってくれ、片づけてくれってな。情けない話だ。 浅田次郎・著『プリズ…

差別用語

それじゃまるでヒャクショーが悪者みたいじゃないか。 彼らは千年も二千年も、誇り高くそう名乗ってきたんだ。それをたかだかこの十年や二十年の都会人の良識とやらで、なぜ勝手に換えられる。 差別という言葉にまさる差別はないんだぞ。 浅田次郎・著『プリ…

登山家

本物のクライマーはいつか必ず山で死ぬことになっている。しかたのないことさ。 ・・・・・・・ クライマーは困難を目ざすんだ。齢とともに体力は衰える。だが、それに応じたレベルに下りることなどできはしない。もちろん山をやめるわけにもいかない。だか…

最高の男と最低の男のちがい

死んでもいいというのと、死にたいというのは大ちがいだ。最高の男と最低の男のちがいだぞ。一緒くたにするな。 浅田次郎・著『プリズンホテル 3 冬』P120より

不幸

人は自分が幸福であることを知らないから 不幸なのである ドストエフスキー