佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

YouTubeで落語

YouTubeで落語 Vol.57『かんしゃく』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの57席目は『かんしゃく』。10代目柳家小三治で聴きます。 新版・落語手帖 作者: 矢野誠一 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/11/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1…

YouTubeで落語 Vol.56『代り目』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの56席目は『代り目』。五代目古今亭志ん生で聴きます。 酒にまつわる噺は数々ありますが、へべれけに酔って家に帰りもう一杯飲ませろと女房に迫る詭弁が笑える。酒飲みというものはどうし…

YouTubeで落語 Vol.55『蛙茶番』(別名:舞台番)

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの55席目は『蛙茶番』。別名『舞台番』。六代目三遊亭圓生で聴きます。 素人芝居で蛙の出番なのに蛙が出てこない。早く出るよう催促したら蛙役の定吉が「へへ、出られません。あそこで青大…

YouTubeで落語 Vol.54『紙屑屋』(別名:浮かれの屑撰り、天下一)

『新版 落語手帳』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの54席目は『紙屑屋』。別名『浮かれの屑撰り』または『天下一』。 上方の音曲噺だけに五代目・桂文枝で聴きたい。別段これといったストーリーはない。 道楽者の若旦那が主人公だけに、浮…

YouTubeで落語 Vol.54『紙入れ』

『新版 落語手帳』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの54席目は『紙入れ』。またの名を『紙入れ間男』。柳家喬太郎で聴きます。 この手の艶話はいいですねぇ。おそらく柳家喬太郎もこの噺が大好きなんだろうと思います。本当に楽しそう…

YouTubeで落語 Vol.53『蟇の油』

『新版 落語手帳』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの53席目は『蟇の油』。六代目・三遊亭圓生で。この口上は名人芸。思わず拍手をおくりたくなります。 三遊亭圓生(六代目)がまの油(蝦蟇の油) 新版・落語手帖 作者: 矢野誠一 出版…

YouTubeで落語 Vol.52『釜どろ』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの52席目は『釜どろ』。別名は『釜盗人』。柳家三三で。「アリの巣穴におしっこするようなまね」なんてよく考えましたね。 釜泥 柳家三三 新版・落語手帖 作者: 矢野誠一 出版社/メー…

YouTubeで落語 Vol.51『かぼちゃ屋』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの51席目は『かぼちゃ屋』。別名は『唐茄子屋』または『みかん屋』。 春風亭一之輔で聴きましょう。 春風亭一之輔「南瓜屋」<有頂天落語> もともとは上方落語の『みかん屋』であっ…

YouTubeで落語 Vol.50『かつぎや』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの50席目は『かつぎや』。別名は『正月丁稚』。 四代目・三遊亭金馬で聴きましょう。 www.youtube.com 御幣を担ぐ人はどこにでも居る。ちょっとした縁起担ぎはたわいないものだが、度…

YouTubeで落語 Vol.49『片棒』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの49席目は『片棒』。別名は『あかにし屋』。あかにし屋を漢字にすると赤螺屋。赤螺(あかにし)とは貝の種類で、一度閉じたらなかなか開かないことから、「いったん握ったものを離さ…

YouTubeで落語 Vol.48『風の神送り』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの48席目は『風の神送り』。三代目・桂米朝で聴きましょう。 【落語の語】風の神送り【桂米朝】 米朝師匠の枕によると藪医者の語源は風(風邪)に騒ぐからだそうです。広辞苑で薮医者…

年越し風景

考えてみれば、このところ毎年同じようなことをして年を越している。元日のお客様を迎えるための買い物を済ませた後、夕方から、それもまだ明るいうちから呑み始める。本を読みながら豚の角煮を作り始める。私の場合、水煮から初めて、一度煮汁を捨て、酒と…

YouTubeで落語 Vol.47『火事息子』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの47席目は『火事息子』。 勘当したとは言え息子は息子。息子を思う親心、親を思う心、親子の複雑な感情は今も昔も洋の東西を問わず変わらない。ホロリとする人情噺です。 www.youtube…

YouTubeで落語 Vol.46『鰍沢(かじかざわ)』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの46席目は『鰍沢』。またの名を『鰍沢雪の酒宴』『鰍沢雪の夜噺』 この噺はサスペンスものです。客の頭の中にその情景が緊迫感をもって浮かばないとおもしろくない。これは六代目・…

YouTubeで落語 Vol.45『笠碁(かさご)』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの45席目は『笠碁』。十代目・金原亭馬生の名演で。 碁敵同士が今日は待ったなしでやろうと打ち始めたが、しまったと思うとつい「ちょっとこの手、待ってくれないか」ということにな…

YouTubeで落語 Vol.44『掛取万歳』(別名:掛取り、掛万、浮かれの掛取り)

<YouTubeで落語> 『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの44席目は『掛取万歳』。別の名を『掛取り』、『掛万』、『浮かれの掛取り』。 噺は大晦日の長屋が舞台。ツケの回収(掛け取り)にやって来る業者と、相手の好き…

YouTubeで落語 Vol.43『景清(かげきよ)』(別名:入れ目の景清)

<YouTubeで落語>『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの43席目は『景清(かげきよ)』。別の名を『入れ目の景清』。 人情味のある演目であるが、TVやラジオなどのメディアでこの噺を聴くことはできないだろう。「盲 (め…

YouTubeで落語 Vol.42『火焔太鼓』

<YouTubeで落語>『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの42席目は『火焔太鼓』。 私のとても好きな噺です。CDに五代目・古今亭志ん生師匠のを録音して寝る前に聴いています。枕(片目で生活する小噺)や古女房とのやりと…

YouTubeで落語 Vol.40 『親子茶屋』

<YouTubeで落語>『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの40席目は『親子茶屋』。別の名を『夜桜』。 男の遊び好きというのは世は移り変わっても変わらぬもの。それが親子であれば似ていて当然。親は息子に一人前になって…

YouTubeで落語 Vol.39 『親子酒』

<YouTubeで落語>『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの39席目は『親子酒』。 こうした噺の良いところは、親子ともに酒にだらしないという欠点を持ちながら、父も息子もお互いの人格を認め合っている。父親の息子に対す…

YouTubeで落語 Vol.38 『お見立て』

新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの38席目は『お見立て』。別名『墓違い』。 先日お亡くなりになった桂歌丸師匠で聴きましょう。歌丸師匠の赤線復活論。物議を醸しそうなマクラです。 察しの悪い田舎者の客が馬鹿にされ…

YouTubeで落語 Vol.37 『御神酒徳利』

新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの37席目は『御神酒徳利(おみきどっくり)』。別名『占い八百屋』。 よく出来た噺です。大好きな瀧川鯉昇で聴きます。音声だけなのが残念ですが、このひょうひょうとした語り口がいい…

YouTubeで落語 Vol.36 『お化長屋』

新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの36席目は『お化長屋(おばけながや)』。別名『借家怪談』『化物長屋』。30分程度では最初から最後まで通して語られることが少ない噺だが、五代目三遊亭圓楽と立川談志がリレーで最…

YouTubeで落語 Vol.35 『お直し』

新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの35席目は『お直し』。 亭主が博打に手を出してすってんてんになってしまい、愛している女房に客を取らせるという噺。そんな噺が聴けるかっ! と叱られそうです。特に人権問題に神経質…

YouTubeで落語 Vol.034 『お茶汲み』

新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの34席目は『お茶汲み』。別名『涙の茶』『女郎の茶』。 妓楼で遊ぶなら女の涙のウソぐらい見破るもの。通ならばそのうえで騙された振りをするぐらいの度量があればカッコイイだろう。 …

YouTubeで落語 Vol.033 『おせつ徳三郎』

新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの33席目は『おせつ徳三郎』。この噺は通すと長いので上下に分けて語られます。上は『花見小僧』、下は『刀屋』とも題されます。 ある大店の一人娘おせつ。年頃なので婿を取らせようと…

YouTubeで落語 Vol.032 『啞の釣』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの32席目は『啞の釣』。春風亭正朝さんで聴きます。 殺生禁制の不忍池で鯉を釣っているのを役人に見つかって慌てふためいた結果、上手く口がきけなくなった七兵衛が身振り手振りとうな…

YouTubeで落語 Vol.031 『お血脈(おけちみゃく)』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの31席目は『お血脈』。動画ではありませんが立川志の輔で聴きましょう。極楽と地獄の噺には『浮世根問』や『地獄八景亡者戯』などがあるが、地獄を面白おかしくお笑いにしてしまうと…

YouTubeで落語 Vol.030 『大山まいり(おおやままいり)』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの30席目は『大山まいり』。六代目・三遊亭圓生で聴きます。この語り口、いいですなぁ。 「大山」といえば、私などは山陰の名峰・大山(だいせん)を思い浮かべる。あるいは「おおや…

YouTubeで落語 Vol.029 『王子の幇間(たいこ)』

『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)に紹介された274席のうちの29席目は『王子の幇間』。八代目桂文楽で聴きます。静止画、音声のみです。 いけ好かないヤツをギャフンといわせてやりたいというのは、今も昔も同じ。大抵は胸のすく思いをするもの…