ウェルズの日記

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『図書室の海』(恩田陸:著/新潮文庫)を読む


『図書室の海』(恩田陸:著/新潮文庫)を読み終えました。

図書室の海 (新潮文庫)

図書室の海 (新潮文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
あたしは主人公にはなれない―。関根夏はそう思っていた。だが半年前の卒業式、夏はテニス部の先輩・志田から、秘密の使命を授かった。高校で代々語り継がれる“サヨコ”伝説に関わる使命を…。少女の一瞬のときめきを描く『六番目の小夜子』の番外篇(表題作)、『夜のピクニック』の前日譚「ピクニックの準備」など全10話。恩田ワールドの魅力を凝縮したあまりにも贅沢な短篇玉手箱。


SFやホラーの要素を持った短編が10話。
恩田さんのいろいろな面が垣間見えます。
中でも私のお気に入りは「国境の南」。
若い頃通ったある喫茶店での物語。その喫茶店には綺麗で愛想の良いウェイトレスがいる。笑みをたたえながら店内にさりげなく気を配り、水が少なくなったらすぐに注いでくれる。しかし、その水には・・・・・・
ちょっとぞっとする怖い話です。この短編を読んでいたとき、私はちょうど鳥取駅近くの喫茶店でダージリンを飲んでいました。ウェイトレスが水を注ぎ足しに来てくれましたが、その水に手をつける気にならず・・・・・おぉ〜こわ!


♪本日の一曲♪

Nat King Cole- Tea For Two