佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『東海道居酒屋五十三次』(太田和彦:著、画=村松誠/小学館文庫)を読む

東海道居酒屋五十三次』(太田和彦:著、画=村松誠/小学館文庫)を読みおえました。

東海道居酒屋五十三次 (小学館文庫)

東海道居酒屋五十三次 (小学館文庫)

太田和彦氏(グラフィックデザイナー)と村松誠氏(イラストレーター)が東海道品川宿を皮切りに、京都までの居酒屋を飲み歩くという誠に羨ましい話。

《目次》
1.品川宿之巻 - 旅は道づれ夜はお酒 弥次喜多コンビの鹿島立ち
2.藤沢宿之巻 -ほろ酔い機嫌の江の島参り 弁天小僧も酔いつぶれ
3.小田原宿之巻 - 守り通した女の操 いなせ浴衣の弥次と喜多
4.沼津宿之巻 - 箱根八里は馬でも越すが越すに越されぬ居酒屋の関
5.府中宿之巻 - 居酒屋さがしてくてく西へ今日も日暮れてエンヤコラ
6.藤枝宿之巻 - 旅ゆけば〜駿河の国に茶の香りお酒の香り
7.浜松宿之巻 - 天竜渡れば浜松の夜 うなぎ娘がお待ちかね
8.吉田宿之巻 - 淫風ただよう街道筋の飯盛り女は狐化け?
9.宮宿之巻 - 長旅疲れて沈没二日 徳利並べて福は内
10.桑名宿之巻 - 行灯ともる寄りあい渡し蛤いかがと甘い声
11.亀山宿之巻 - 悪の美学を気どってみたが仇討娘にスタコラサ
12.大津宿之巻 - 峠下れば湖の国近江八珍さがした夜は
13.京都宿之巻 - 上がりの夢は京まぼろしか酔いどれ二人の旅の果て

私もこのような旅がしたいものだ。特に心惹かれた居酒屋は『久昇』神奈川県藤沢市鵠沼橘1-17-2 である。東京に行った帰りにでも寄り道するか。