佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

第315回『旬の会』は富山の寒鰤で新酒をいただく

 本日18:30より鮨処のぞえ(兵庫県高砂市米田町島265-8)に於いて第315回『旬の会』が開催されました。今回は昨年の2月開催と同様、寒鰤をいただきました。昨年の寒鰤は最高の味、その感動は一年近く経った今も忘れがたく、今日は食べるぞとお店に一番に乗り込みました。早く行ったのには訳があります。大将の前(カウンター席)を確保するためです。寿司屋はカウンター席が基本。ここに坐れば美味いモンが出てくるのです。
 まずは鰤トロの握り鮨3貫。美味い。脂がのっているがしつこくない上品な味が天然物の証。酒は「竹泉 特別純米」を冷やでグビリ。新酒らしく微かに炭酸の風味の残るキリッとした辛口。美味いんだな、これが。
 
 

 本日の地酒の紹介があり、北野会長の挨拶。乾杯は「奥播磨 純米」で本格的な飲み会に突入。鰤をシャブシャブと鍋にくぐらせ口に運ぶと、嫌味のない天然の香り、脂は霜降り状にのっているものの上品かつコクのある味。奥播磨も新酒とはいえ深い味わいをみせ食中酒としての実力を遺憾なく発揮する。どんどん箸が進むうちに出てきました、「満寿泉 純米」燗酒。ヨッ!待ってました。日本酒は燗にするとより味わいがふくよかになります。富山の鰤に富山の地酒、相性も悪かろうはずがありません。こうなりゃどんどん飲むぞ!と続くは「司牡丹 船中八策 純米」これまた超辛口。鰤シャブを味わい、地酒を味わっていると大将がサービスでアラの部分も出してくれました。カウンター席の特権です。胃袋はコリッとした食感が楽しめ、脂ののったアラは鰤のより濃厚な味を楽しませてくれます。もう最高!!

(本日の地酒)−写真左から−
 ・奥播磨 純米 搾りたて おりがらみ 生 (兵庫) 日本酒度+7.0
 ・竹泉 特別純米 五百萬石 無濾過搾りたて 生 (兵庫) 日本酒度+5.0
 ・司牡丹 船中八策 純米 搾りたて生原酒 (高知) 日本酒度+8.0
 ・満寿泉 純米 (富山) 日本酒度 非公開