ウェルズの日記

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『あたしの手元は10000ボルト / ジャネット・イヴァノヴィッチ(著)・細美遙子(訳)』(集英社文庫)を読む

勇気を出しなさい。

もし勇気が出せないなら・・・・・・

勇気があるふりをしなさい。


『あたしの手元は10000ボルト "TWELVE SHARP"』を読みました。ジャネット・イヴァノヴィッチ(Janet Evanovich)の無敵のユーモア・ミステリー・シリーズ第12弾(最新刊)です。といっても発売からすでに4ヶ月経っていますが・・・。


裏表紙の紹介文を引きます。

あたしはステファニー・プラム。裁判と保釈金をぶっちぎる奴らを捕まえるバウンティ・ハンター稼業が、最近、そこそこ天職と思えるようになってきた。この世界のノウハウを叩き込んでくれたレンジャーが、偽者レンジャーの出現で大ピンチ。あたしまでとばっちり受けちゃって、仕方なく護身用のスタンガンを忍ばせて真相解明に乗り出したものの…。絶好調ユーモア・ミステリー・シリーズ。

あたしの手元は10000ボルト (集英社文庫)

あたしの手元は10000ボルト (集英社文庫)

今回も可愛いカップケーキちゃんは元気いっぱい。周りを固めるキャラクターもますます強烈にひたすらHENTAI道をまっしぐら。抱腹絶倒のドタバタ劇をみせてくれます。

今回はレンジャーの妻を名乗る女が登場。若くて、美人、スタイルも抜群。ちょっと人格的に問題もあるのだが・・・。このところ幼なじみのモレリと良い関係のステファニーだが心中穏やかでない。しかもその女が殺害されレンジャーに疑いがかかる。いつもスキが無く完璧なレンジャーだが、今回ばかりは大ピンチ。ステファニーの活躍でレンジャーを救うことが出来るのか?


このシリーズを読んでいていつも感じることなのですが、ステファニーの魅力は「何人たりともあたし対して指図はさせない」という強さと、バウンティー・ハンターという危険な仕事をしながら銃を持ち歩くのが嫌いという女らしさの同居にあります。モレリに「カップケーキ」と呼ばれるキュートな彼女だが、一旦彼女を怒らせるとだれも彼女を止めることが出来ません。甘いものが大好きで、心優しくか弱い彼女が悪に敢然と立ち向かう姿に、モレリとレンジャーは熱い視線を注ぎ、家族や周りの人々は優しい視線で包み込みます。そしてステファニーの織りなす物語を読んだ私はもう彼女にメロメロです。

ステファニーのルックスについては読者それぞれにイメージが違うと思うのですが、出版元が変わったシリーズ第10弾からは”つくし”さんがカバーイラストを担当されているようです。たまたま”つくし”さんのブログを発見しましたのでURLを記載します。

http://tsukushiworks.blogspot.com/2009/03/blog-post_16.html


http://tsukushiworks.blogspot.com/2008/07/blog-post_18.html

どうでも良いことですが、今回ステファニーが使っている車は黒と白のミニクーパー。これまでの物語ではステファニーの乗る車は必ずオシャカになるお約束ですが、今回はどういう訳か事件解決まで無事。しかしさすがはステファニー。おたずね者のロニー・ジョンソンが乗るキャデラック・エスカレードをきっちり爆破しました。(笑)