マッキーは、ジェニファーが整形する時、『ジェニファー・ロペスとキャメロン・ディアスのいいとこ取りで』と医者に言ったのを思い出した。
常識が通じないんだったわ、あの子・・・・・・。
(本書168Pより)
- 作者: 木下半太
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/08
- メディア: 文庫
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『奈落のエレベーター』(木下半太:著/幻冬舎文庫)を読み終えました。25万部のベストセラー『悪夢のエレベーター』のその後の物語です。期待どおりの面白さ。息をもつかせぬ怒濤のガブリ寄り小説とでもいいましょうか。(笑) とにかく面白い本を読みたい、楽しませてくれという読者には、このシリーズまとめてお勧めです。「ジェニファー」という新しい強烈オカマ・キャラが炸裂。
裏表紙の紹介文を引きます。
やっと抜け出した悪夢のマンションに再び引き戻された三郎。彼の前に、殺意に満ちた少女が立ちはだかる。一方、事情を知らずに車で待つマッキーの元に、男の影が…。薬で眠らされたマッキーが目を覚ますと、大切な仲間が惨い姿で転がっていた。自分たちは最初からハメられていた?『悪夢のエレベーター』のその後。怒涛&衝撃のラスト。