佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

奈落のエレベーター

マッキーは、ジェニファーが整形する時、『ジェニファー・ロペスキャメロン・ディアスのいいとこ取りで』と医者に言ったのを思い出した。

常識が通じないんだったわ、あの子・・・・・・。

                             (本書168Pより)

奈落のエレベーター (幻冬舎文庫)

奈落のエレベーター (幻冬舎文庫)

『奈落のエレベーター』(木下半太:著/幻冬舎文庫)を読み終えました。25万部のベストセラー『悪夢のエレベーター』のその後の物語です。期待どおりの面白さ。息をもつかせぬ怒濤のガブリ寄り小説とでもいいましょうか。(笑) とにかく面白い本を読みたい、楽しませてくれという読者には、このシリーズまとめてお勧めです。「ジェニファー」という新しい強烈オカマ・キャラが炸裂。

裏表紙の紹介文を引きます。

やっと抜け出した悪夢のマンションに再び引き戻された三郎。彼の前に、殺意に満ちた少女が立ちはだかる。一方、事情を知らずに車で待つマッキーの元に、男の影が…。薬で眠らされたマッキーが目を覚ますと、大切な仲間が惨い姿で転がっていた。自分たちは最初からハメられていた?『悪夢のエレベーター』のその後。怒涛&衝撃のラスト。