ウェルズの日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

ストロベリーナイト

ある者は歯を食い縛り、ある者は涙を堪え、またある者は怒りに肩を震わせ、だが全員が、玲子に敬礼しているのだ。
ーーーこれが、警察………。

ストロベリーナイト』(誉田哲也/著、光文社文庫)を読みました。私が大好きな警察ものです。

ストロベリーナイト (光文社文庫)

ストロベリーナイト (光文社文庫)

裏表紙の紹介文を引きます。

溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。人気シリーズ、待望の文庫化始動。

こいつは面白い。麻薬、暴力、虐待、退廃、絶望、孤独、禁忌、盛夏、記憶、快感、不快、弱者、犠牲、強制、狂気、再生、組織、階級、抜擢、競争、懐疑、尊敬、思慕、連帯、反発、包容、救済、矜持、あらゆる要素が絡まり合い緊迫したストーリーが展開される。ちょっとグロな表現があるものの、物語の性質上やむを得まい。警視庁捜査一課殺人犯捜査係主任警部補姫川玲子シリーズ、次作『ソウルケイジ』にも注目。今後目が離せない。

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