久しぶりの荻原浩である。『花のさくら通り』(荻原浩・著/集英社文庫)を読みました。
荻原氏の小説を読むのは通算10冊目である。
- 『神様からひと言』 読了時期不明も、おそらく2007/11頃
- 『ハードボイルド・エッグ』 2007/12/10読了
- 『誘拐ラプソディー』 2007/12/15読了
- 『明日の記憶』 2008/01/31読了
- 『僕たちの戦争』 2008/06/09読了
- 『メリーゴーランド』 2008/08/06読了
- 『ママの狙撃銃』 2009/05/24読了
- 『四度目の氷河期』 2010/02/01読了
- 『サニーサイド・エッグ』 2010/07/22読了
2007年の年末から2008年の年初にかけて荻原氏の小説を読みふけっていたことがわかる。それほど『神様からひと言』、『ハードボイルド・エッグ』、『誘拐ラプソディー』が気に入ったからである。そして本作『花のさくら通り』である。2015/09/25文庫第1版であるから、荻原氏の最新刊ということになる。先日9月20日に福山駅近くの書店「廣文社」で買ったばかりだ。北上次郎氏の解説を読んで知ったことだが本書は「ユニバーサル広告社シリーズ」第3弾らしい。しまった。私としたことが第1弾、第2弾を読み飛ばすとは・・・とほほ。しかし然もありなん。ここ5年ばかり荻原氏の小説を読んでいないのだ。今、本書を読み終えて再び荻原浩萌え~な気持ちに火がついてしまったようだ。さっそくシリーズ第1弾『オロロ畑でつかまえて』、第2弾『なかよし小鳩組』を発注。ついでに『母恋旅烏』、『さよならバースディ』も発注してしまったぞ。どうやらこの秋は荻原浩にどっぷりはまりそうだ。