佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『変見自在 習近平よ、「反日」は朝日を見倣え』(髙山正之・著/新潮社)

『変見自在 習近平よ、「反日」は朝日を見倣え』(髙山正之・著/新潮社)を読みました。

まずは出版社の紹介文を引きます。

日本叩きのためならば、歴史を捏造するのは朝飯前。
そんな性悪国家・中国の指導者でも、あの「反日新聞」の
ウソには適わない。
日本を「訴訟亡国」にする性悪記事、アブない韓国機をかばう不見識。
そんな朝日の凋落を予期していた胡錦濤、中国人は皆知っていた
「日本軍は善玉」という史実――
週刊新潮」連載の超辛口名物コラム傑作選。
大人気シリーズ、堂々の第10弾!  

 

変見自在 習近平よ、「反日」は朝日を見倣え

変見自在 習近平よ、「反日」は朝日を見倣え

 

 

新聞が書くウソ、新聞が書かない真実。一見正義に見せかけられた戦勝国歴史観が、嘘で塗り固められ綺麗に見せかけたものであって、真実は卑怯でおぞましいものであること。そうした、我々が知らないまま巧みな情報操作で植え付けられたものの見方を見事に覆してくれる書。福島原発事故の真実、キューバ、アフガン、ボスニア・ヘルツェゴビナの真実、正義を振りかざすアメリカの裏の顔、JR福知山線事故の真犯人はJRの歴代社長ではなく実は●●であったなどなど、言われてみればなるほどと認識を新たにすることばかり。髙山氏のエッセイはいつも世界の裏側にある本当の事情を我々はもっと勉強すべきだ教えてくれる。もちろん本書に記されたことを鵜呑みにするのではなく自分の責任において検証する必要はあるとは思うけれど、おおよそは髙山氏の主張は正しい。