佐々陽太朗の日記

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『心配するな、なんとかなる』(大徳寺大仙院閑栖 尾関宗園・著/PHP研究所)

『心配するな、なんとかなる』(大徳寺大仙院閑栖 尾関宗園・著/PHP研究所)を読みました。

大徳寺大仙院の閑栖・尾関宗園和尚のご著書です。

来週、大仙院を訪れ宗園和尚の講話を聴かせていただくので、その前に読んでおこうと思ったのです。「禅」「道」「意気」について説いていらっしゃいます。お目にかかるのが楽しみになりました。山本兼一氏の『利休にたずねよ』(PHP文芸文庫)は前に読んだが、もう一度読んでいこう。

amazonの紹介文を引いておきます。

2010年の3.11以降、多くの日本人は得体の知れぬ不安感に取り付かれてはいないか。85歳の禅僧は、そんな日本人に「明日を生き抜く知恵」を説きあかす。心貧しき人は昨日のために働き、心の座った人は今日のために働く。今この一瞬に自分を出し切る。人生にはリハーサルがなく、タイムリミットは常に今ここにあるからこそ、今を精一杯生きる人は強い。さらに人間の可能性についても、限界はないのだと説く。自分の持っている力を、そのとき、その場で全部出し切っても、それで人はからっぽになることはない。むしろ出し切れば出し切るほど、無限の力、天井知らずの可能性があふれてくる。何よりも自分を信じ、自分を好きになる。背伸びをせず、他人と比較もせず、全力でぶつかる。何ものにもとらわれない心――「大安心」の心を持つことで、その人生が大きく広がる。社会を窮屈に感じ萎縮している人に、大きな可能性を呼び起こす、きっかけ作りの本である。

 

 

心配するな、なんとかなる

心配するな、なんとかなる