ウェルズの日記

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『賢者はベンチで思索する』(近藤史恵・著/文春文庫)

 『賢者はベンチで思索する』(近藤史恵・著/文春文庫)を読みました。

 まずは出版社の紹介文を引きます。

 ファミレスでバイトをしているフリーターの久里子。常連には、いつも同じ窓際の席で何時間もコーヒー1杯で粘る不思議な老人・国枝がいる。ある日、公園で毒入りの犬の餌がまかれるという事件が連続して起こり、久里子の愛犬・アンも誤って食べてしまう。幸いアンは一命をとりとめたが、犯人はいったい誰なのか? 事件の解決に乗り出したのは、意外なことにあの国枝老人だった……! 人と人のつながりの不思議を独特の筆致で描く、日常を見すえた新感覚ミステリー。

  

賢者はベンチで思索する (文春文庫)

賢者はベンチで思索する (文春文庫)

 

 

 久里子シリーズ第一弾。派手さはないがなかなか味わい深い連作集である。日常のミステリでありながら、うら若き女性主人公・久里子の成長物語でもある。近藤史恵さんの女性らしさを感じた作品でした。