直島、豊島サイクリングの1日目。
宇野港までは車に自転車を積んで移動。
宮浦を散策しながら北東へ進み、11:00山本うどん店開店とともに肉うどんといなり寿司、おにぎりを食す。つれあいは山かけうどん(温)。うまい。
お隣のCOOPの魚売り場を見てみた。安い。アコウは未だ生きていた。さすがである。
翌日、帰りに魚を買おうと店の人に訊ねると日曜は漁がないとのこと。残念。
三菱マテリアル方面に向かい、海に突き当たったところで南進、本村に入る。
本村に入った頃、雨に遭い家プロジェクト「石橋」にて雨宿り。庭に面した縁側でゆっくり読書。『はなとゆめ』(冲方丁・著/角川文庫)、藤原定子と清少納言の物語いとをかし。古民家の軒からポタポタ垂れる雨音を聞きながら、静かな時間を過ごす。極上の時間となった。雨もまた嬉し。
本村の内に多くの家プロジェクトあるも、4年前に見たものばかりなので立ち寄らず。”ANDO MUSEUM”を見学したが入館料に見合う展示ではない。残念であった。
本村から地中美術館方面に向かう途中、直島ダム付近に「もう一つの再生」がある。4年前にも見たが、このアートはやはり印象的だ。
地中美術館も4年前に訪れたのだが、もう一度入った。二度目の鑑賞に十分堪えうるものだ。素晴らしい。
今回の旅では宿をベネッセハウスに取った。草間彌生氏の黄南瓜を見た後、すぐにチェックイン。少々高いが施設の満足度高し。清潔な部屋、部屋からの眺め良し、廊下ですらため息が出る。光の強弱が計算されている。安藤建築には珍しい木造というのもおもしろい。
シャワーを浴び、部屋でしばらくくつろいだ後、ベネッセハウスミュージアムを鑑賞。好みのアートはなかったものの、それなりに楽しんだ。
夕食はテラスレストラン・海の星で。料理はすべて美味しかった。酒はスパークリングワインを飲んだ後、日本酒に変えた。香川の「綾菊」、岡山の「御前酒」。どちらも料理に合っていた。
食事の後、パーク内を散策。草間氏の黄南瓜はライトアップされさらに存在感を増していた。