佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『トワイライト ささらさや』 DVD

 TSUTAYA広峰店で借りたDVD。

 『ささらさや』はすでに原作小説を読んでいる。2年前の11月のことだ。

 

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 原作小説を先に読んで映画を観るとたいてい後悔する。映画の出来が悪いわけじゃなくても、脳内変換されている場面場面の映像や雰囲気がどうしてもしっくりこない。先に私の頭の中にイメージが出来上がっているのだから違うのは当然で、映像が人の脳(想像)を超えることが出来なければ仕方のないことなのだ。

 では、DVDなど借りなければ良いのだろうが、ついつい手に取ってしまう。おまけに主演が新垣結衣、かわいいのだ。大泉洋も大好きな俳優なのだ。

 で、鑑賞後の感想はどうかというと、正直なところ途中まで後悔してました。でもね。最後まで観るとやっぱりボロボロ泣いているのですよ。この物語は何回見ても、何回読んでも泣けるのです。重松清氏の『流星ワゴン』などもそうなのだが、男はこうした父子ものに弱いのだ。自分が五十歳を超え、年老いた過去の父親と同じ年代になると特に弱い。あぁ、私の人生も終盤にさしかかっている。