佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『西日本のうつわと食をめぐる 手仕事旅行 』(京阪神エルマガジン社/編纂)

 『西日本のうつわと食をめぐる 手仕事旅行 』(京阪神エルマガジン社/編纂)を読みました。

 メニューはつぎのとおり。

 【岡山・倉敷

  民藝シティーに伸びゆく 
  新しいものづくり

鳥取

  暮らしの中にで生まれる美、
  魅惑のうつわ天国へ。

【島根】

  おだやかな水の都へ、
  うつわと食をめぐる旅。

【篠山】

  身近な陶郷で感じる、
  手仕事のエネルギー。

信楽・伊賀】

  変わりゆく陶郷に集う、
  気鋭の作り手たち。

 

 

 

 岡山・倉敷鳥取、島根、篠山、信楽・伊賀とそれぞれにサイクリングコースを頭の中で練りながら読み進めると楽しい。例えば「岡山・倉敷 手仕事を愛でうまいもんを食べ酒を飲むサイクリング」のコース案は次のようなものだ。

 新幹線で岡山駅まで輪行→まっすぐ東(後楽園方面)へ向かい旭川に突き当たったら旭川を遡る。何処まで遡るかは気分次第。そこそこ満足したら折り返し旭川を下る。→田園の中にひっそり佇む雑貨店「ANTONYM」でアンティーク雑貨を見る。→さらに南へ下り岡山市北区麒麟食堂」でチキンライスの昼食→「くらしのギャラリー本店」で仁科聡氏セレクトのうつわを見る。→早島町に向かい「石川硝子工藝舎」を訪れる。(住所は公開されていない。見学も出来ないらしいので外から様子をうかがうしかないかも。)→さらに西に向かい倉敷へ。→倉敷美観地区にある「旅館くらしき」に投宿。→夕食まで街を散策。→旅館での夕食は岡山の旬の食材を使った懐石料理。→翌朝、朝食後はまず北へ向かい倉敷市酒津の「倉敷堤窯」を見学→市内をポタリング→昼食は「名代とんかつ かっぱ」でデミグラスソースたっぷりのとんかつを食す。→「大原美術館」見学→「倉敷意匠アチブランチ」で伝統工芸品を見る。→倉敷駅から輪行で姫路へ。 

 旅の途中でおそらく欲しい器などがあるだろう。自転車旅に荷物は禁物なのでそこは自重する。しかしどうしても欲しいものがあれば宅配すれば良い。う~ん、なかなか魅力的な旅プランだ。春先にでも山陽路を走ろうか。