佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

帰国後最初の飯は「オムライス」

 4日ばかりタイへ行っておりました。タイへ行っている間、無性に食べたくなり、帰国後最初の飯はオムライスと決めておりました。

 目指したのは「赤心 本店」。私の中でオムライスと言えばここです。魅惑の「オムライスと豚汁」。「赤心」といえばとんかつという人も多いでしょうが、私は「赤心へ行けばオムライスと豚汁」もしくは「焼きめしと豚汁」をお勧めします。

 朝7:00に関空につき、姫路へ帰った私は空腹を抱え「赤心」まっしぐら。しかし、しかしこれが・・・なんとシャッターが降りているではないですか。そうであった、今日は木曜日。定休日であった。無念の気持ちを抱え、空腹を抱えた私は何処を目指すべきか思案した。もう頭の中にはオムライスしかない。やむを得ず、山陽百貨店6Fにある「しゃぽーるーじゅ」に行った。オムライスを売りにしたチェーン店である。「やむを得ず」というのは「しゃぽーるーじゅ」に大変失礼だと思う。ここのオムライスはそれなりに美味い。いつも女性を中心に賑わっている。

 私が頼んだのは「ハンバーグデミオムライス」のセット。スープとサラダが付いている。オムライスのサイズはMである。この店には「ビーフスパニッシュオムライス」とか「甘鯛のポワレと彩り野菜のオムライス」などという金持ち大人豪華メニューもあるのだが、オムライスはやはり子どもの気持ちに戻って食べたい。ケチャップライスのオムライスにハンバーグが載る。この組み合わせなら「赤心」の「オムライス+豚汁」にはかなわないもののまずまず満足である。くどいようだが、ここ「しゃぽーるーじゅ」のオムライスはうまいと思う。しかし私にとってはやはり「赤心」なのだ。なぜか? まず、客層。「しゃぽーるーじゅ」は8割方が女性。それに対して「赤心」は8割方が男性のイメージ。しかし同じ店に入るなら女性が多い方に入りたい気がしないでもない。問題は店の名にある。「しゃぽーるーじゅ」とはおそらく赤い帽子の意だろうが、それをひらがなでひょうげんするかんせいがあわないのだ。ゆるせないといってもいい。

 それに比べ「赤心」はどうだ! なんと潔い命名ではないか。「しゃぽーるーじゅ」はいっそ「赤帽」に改名すればいいのだ。そうすれば毎日でも通ってやるのだ。五十代後半のおやじが「しゃぽーるーじゅ」でランチなどとこっぱずかしいのだ。すぐにも「赤帽食堂」に改名していただきたい。

 そうはいいながら、うまいうまいと一気食いしたのでありました。チャンチャン!

 (「赤心」のオムライスについては後日レポートするのだ。)