佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

ズワイガニの和風オムライス

今日のランチは代官山蔦屋書店にて「和風オムライス」。書店二階のカフェ・アンジン(Anjin)で軽快なジャズを聴きながらの食事です。

 ライブラリーにはグッドセンスで選ばれた書籍と「平凡パンチ「太陽」「VOGUE」などの雑誌が整然と並べられ、手に取られるのを待っている。温かな照明に包まれた空間で、軽快なジャズを聴きながら食事と珈琲やアルコールを楽しみながら楽しむ。極上の時間です。ライブラリーの閲覧だけでなく、一階蔦屋書店の書籍をこちらで読んで選んでも良い。座席数120席。蔵書30,000冊。蔦屋書店に拍手パチパチ!  才≡⊃"├!(*'-')//”パチパチ☆

 ライブラリーからチョイスしたのは「家庭画報 1978年6月号」。巻頭特集は卵料理。オムライスを食べたうえに卵料理の特集とは・・・我ながら大した卵好きである。

 岡本太郎さんの愛用の道具(凶器)の記事が興味を引いた。素材との格闘、なるほど彫刻とはそうしたものなのかもしれない。

 下着の広告もいいですね。なんというかそこはかとない品を感じます。

「クリナップ・ステンレス浴槽」の広告に藤城清治さんの切り絵が使われている。藤城さんは93歳になられた今も創作活動を続けていらっしゃるか影絵作家。岡本太郎さんの記事といい、藤城清治さんを起用した広告といい、すごいなぁ。1978年といえば私が大学に入学した年。この雑誌が発売された頃には、大学に受かった頃の向学心はどこへやら。私の頭の中は女の子をものにすることが80%、麻雀の腕を上げることが20%という状態であった。「おぉ神よ、罪深き私を許したまえ」などと思いながらさらにページを捲っていると「ダイハツ シャルマン」の広告があった。あぁ・・・もう言葉になりません。

 松下店長に店内をご案内いただいたが、わかったことは「此処は天国のような場所である」ということ。朝7時から26時まで開いているそうな。本に囲まれて、好きな本をチョイスし、酒も飲めるそうな。代官山に住みたいぞっ! こんな店に入りびたりたいぞっ! 此処で仕事をしてもイイぞっ! 此処で仕事が出来るなら、給料はタダでイイぞっ! 
 以上、ウェルズの魂の叫びだとさ。