佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

堺をポタリング(1日目)

歴史を感じる町、堺をポタリング

昼メシは「ちく満」でせいろ蕎麦をいただきました。

蕎麦は「せいろ1斤」か「せいろ1.5斤」のみ。

生卵と薬味、熱いそばつゆが出てくるので、卵を溶いて熱いそばつゆを入れた状態でせいろが出てくるのを待つ。

アツアツ、フカフカに柔らかいせいろ蕎麦が出てきたらすかさずツユを絡めて食べる。

なかなかおつな味ですが、蕎麦好きを称する人には「こんなのは蕎麦じゃねえ!」と叱られそうな気がします。賛否両論ありそうな蕎麦でした。

 

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食後はすぐ側にある「千利休屋敷跡」と「利晶の杜」見学。それぞれガイドさんが解説してくださるのでよくわかります。

利晶の杜では京都府大山崎町の妙喜庵の「待庵」を創建当初の姿で復元した「さかい待庵」がある。さかい待庵の写真はNGだったが「利休四畳半茶室」の写真は撮らせていただいた。

茶室見学の後は立礼呈茶のかたちで茶の湯体験。

仁徳天皇陵

自転車博物館サイクルセンター。興味のない人にはただの旧い自転車だが、自転車を愛する者にとってはたまらない。自転車のフォルムは本当に美しい。美しいものは機能を極めた到達点であって、それだからこそ余計なものが削ぎ落とされ、何らかの法則にかなったかたちなのだろう。

「かん袋」でくるみ餅を買い、妙法寺に行きました。ちょうど満開の花の下に席が設けてあったのでくるみ餅をいただきながらの花見となりました。

堺唯一の酒蔵「堺泉酒造」が甲斐町西にありました。明治の時代には百軒ちかくあったという堺の蔵も水質汚染などがあったのでしょうか、すべてなくなったと言います。数年前に有志が復活させたということですが、水はどうしているのでしょう。酒は米と水と糀で造るものですから、そのあたり気になります。