佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

草間彌生『永遠の南瓜展 PUNPKIN FOREVER』(フォーエバー現代美術館 祇園・京都)

2018/05/29 京都

 知人と京都祇園「天ぷら八坂圓堂」でランチ。

 食後、建仁寺を抜けて行くと草間彌生さんの「南瓜」が見えた。場所は祇園甲部歌舞練場内・八坂俱楽部である。なんだなんだと敷地内に分け入ってみると八坂俱楽部が「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」なるものになっており、そこで草間彌生『永遠の南瓜展 PUNPKIN FOREVER』が開催されているではないか。そうか、そういえば噂に聞いていたな。先日来、二度も松本市を訪れながら『草間彌生展』を見逃していたのだ。ここで会ったが百年目、これを見逃す手はないと入館した。

 伝統ある建物内で観る草間彌生さんの作品は強烈な印象をもって迫ってくる。定番の「南瓜」はもちろんのこと、草間さんが幼い頃から描くのが好きだったという「花」も良い。そして何よりも嬉しかったのは「七色の富士」を観ることが出来たこと。草間ドットに包まれた富士山を観るのは初めてでした。草間さんの描いた絵が浮世絵版画となっています。富士山にも草間ドットは健在です。きっと草間ドットは彫り師泣かせであっただろうと想像すると笑ってしまいました。

 

 写真はNGですが、2点だけは許されている。

「私の魂を乗せてゆくボート」

「宇宙にとどけ、水玉かぼちゃ」

 ちなみに我が家にある草間彌生は2点。「ダンスかぼちゃ」は我が家の柱、あるいは壁、窓を時々移動しています。(笑)