佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

猩猩

2018/10/07

 夜は猩猩を予約した。過去何度か飛び込みでチャレンジしたが席が空いていたためしがない人気店である。今日も遅い時間(20:10~)であればという条件付きでようやく席が取れた。ホテルから店まで歩いて25分。小川沿いに飲食店が建ち並ぶ風情があやしうこそものぐるほしけれ。

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 20:10ジャストに店に入る。ちょうど入れ替わりの時間帯らしく、カウンターに空席が5つばかりあったが、10分もすれば予約客で満席になった。やはりこの店は予約が必須である。まずはお通しで一杯。「遊穂 山おろし純米 ひやおろし」を注文。おっ? 意外に辛口だ。5年ほど前に酒蔵見学したときには甘口だった記憶があるがどうやら造りが変わったようだ。

 白エビの唐揚げには「勝駒 純米」を合わせた。しっかりとした酒で揚げ物に合う。

 のどぐろの焼きもの。これには最初に冷やで呑んだ「遊穂」をお燗してもらった。思った通り燗することで香りと味がふくらんで良いあんばいになった。

 その後はもう止まらない。「千枚田 純米」を燗で。肴は「いしるきゅうり」と「自家製豆腐」。自家製豆腐は塩がそえてあったが、塩を使わなくてもうまい。塩は残しておけば、それをなめながら酒が飲めるのだ。続いては「かぶとむし」。栃木の酒だったか・・・甘酸っぱい酒であった。〆はキリッとした味わいのご当地酒「加賀鳶 山廃純米吟醸」。満足満足。帰りは長町界隈をほろ酔いでぶらぶら。あぁ・・・いい気持ち。