2019/01/06（日）
映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観ました。
クイーンが姫路に来たのは1976年3月24日のこと。厚生年金会館でのコンサートだった。当時私は17才、高校2年生になる前の春だった。町中に貼られたポスターを見て、行きたい、どうしても観たいと思ったものだが、我が家はロックはおろか音楽に理解があるような家ではなかったので、親に言い出せなかった。当時の私は月々の小遣いなど一円ももらっておらず、必要があればその都度何に使うかを親に言ってお金をもらっていた。親の方針として、それが書籍であればいくら高いものでもお金をくれたが、そのほかの支出には厳しかった。レコードもそうしょっちゅう買えるものではなく、もっぱらFM放送をチェックして、カセットテープに録音していた。そんな私が持っていた少ないレコードの中にクイーンのアルバムが２枚あった。１stアルバム『戦慄の王女』と２ndアルバム「クイーンⅡ」だった。そんなことを思い出しながら、映画を観た。涙が出そうだった。
映画を観た後は「紅宝石」で中華の夕食。ここは気取らない店で、ボリュームたっぷり。中華はこうでなくてはいけません。
