佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

岡山市内サイクリング(後楽園で投扇に興じる)

2019/01/14(月・成人の日)

サイクリング3日目は岡山市内をポタリング

 

 

ホテルを出て岡山城方面へ進み、旭川東側河川敷を北へ遡る。百間川に別れる三野あたりまで行ったところで引き返し、後楽園に向かった。後楽園では敷地内にある鶴鳴館で投扇興体験会があった。通常は第一月曜日に開催される行事らしいのだが、今月は第二月曜日開催になった模様。私は旅行中こうした偶然に恵まれることが多い。ありがたく投扇興競技に参加させていただいた。

投扇興とは扇子を使ったゲームで、 桐箱の台に立てられた「蝶」と呼ばれる的に向かって扇を投げ、その扇・蝶・枕によって作られる形を、源氏物語百人一首になぞられた点式にそって採点し、その得点を競うもの。

扇子と蝶、枕の位置によって下図のような点数を獲得する。形によっては過料(マイナス点)となることもある。私は⑪「散る花(さくら)」1点と⑭「遊ぶ鯉」0点に終わったが、連れあいは⑩「千入の森(ちしおのもり)」を獲得。勝負は私の負けに終わった。連れあいの得意げな顔を見てムッとした。どう見ても私の方が技術に勝っており、扇子の飛ぶ様子は私の方が美しかったのだ。競技を指導くださった方の評も「ご主人は良くできたが、もうひとつ惜しいところでした」とのことであった。「まるで私の人生を暗示しているようですね」と私が言うと、皆、大笑いであった。

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その後、園内を散策し、再び自転車に乗り旭川を下り中央卸売市場に向かった。市場内にある回転寿司「いち鮨」で鮨を食いたかったのだ。市場内には他に海鮮丼を売りにしている店があり、行列も出来ていたが、私は海鮮丼は苦手。魚介をこれでもかとふんだんに盛るのが人気のようだが、見た目が下品で、第一具とごはんのバランスが悪い。とてもにぎり寿司のうまさに及ばないと私は思っている。

鮨を腹一杯食べて満足した我々はサイクリングを切り上げ帰途につくことにして岡山駅に向かった。岡山駅で自転車をばらし新幹線で輪行

姫路駅で再び自転車を組み、20㎞弱の道のりを家まで帰った。途中、菜の花が咲き乱れる玉田地区では夕日が赤く山を染めていた。

本日の走行距離は岡山市内で32.87㎞、姫路駅から自宅まで19.52㎞。合わせて52.39㎞。