佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

貴寿司

2019/04/29

 本日の居酒屋をどこにするかと和倉を探索。「ここだ!」と私の直感が告げた店は「貴寿司」。平成最後の寿司割烹となりました。

 つれ合いは「上にぎり」(1,800円)を注文。能登らしく新鮮な魚で握られた寿司が次々と出てくる。ネタが良い。それは見ればわかるし、つれ合いの表情から美味であることがうかがえる。これはコストパフォーマンスが良い店に行き当たりました。

 私はといえば御酒をいただきますので、「刺身盛り合わせ(一人前)」と「貝の酢の物」を注文。

 刺身の量、質、ともに最高。貝もコリコリの食感で、噛みしめると海の香りがして美味。ルビーのような赤色は赤西貝。七尾湾近海でしか穫れない巻き貝。食感も味もすばらしいものでした。そのあと「山菜の天ぷら」をいただき、〆は「太巻き」と「アラ汁」。

 酒は「農口 純米」「手取川 純米吟醸」「満寿泉 純米吟醸」と冷やでいただいた後は、もう一度「農口 純米」にもどりぬる燗にしてもらいました。

 安くてうまい。大将の人柄も良し。まさに「いい酒、いい人、いい肴」、三拍子そろっています。