佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

今朝来た小鳥たち

2020/05/14 7:20AM

 

玄関を出ると庭の柿の木にコゲラがやって来た。虫でもいるのだろう。さかんに木の幹をコンコンつついている。写真を撮ると頭がブレる。少しじっとしていろと思うが、次々場所を変えてはコンコンつつく。やれやれ、せわしないやつです。

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良い天気です。

空を見上げれば、真っ青の空に下弦の月

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視界を小鳥が横切った。目で追いかけると鳥は電線に止まった。餌を咥えたキセキレイです。たくさん咥えている。ぼやぼやしていたら餌を落としてしまうよと心配していたら、案の定、落として餌は半分になってしまった。ほら見ろ、言わんこっちゃない。しかし気にする様子もない。おいおい、残りの餌は大事にしなよと思っていたら、残りの餌も落としてしまった。少しも狼狽える様子はない。少しは悔しそうな顔をしろよ。私に見られていることを意識してすましているのか?

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『南国かつおまぐろ旅』(椎名誠:著/文春文庫)

『南国かつおまぐろ旅』(椎名誠:著/文春文庫)を読みました。

 まずは出版社の紹介文を引きます。

いくつもの締切を抱えながら日本全国を旅する毎日。けれど、旅先でしかあじわえない幸せもある。思わず目頭が熱くなった奥会津の小学校の卒業式、風に吹かれてまどろんだ中之島公園での昼寝、最上町の牧草地での乗馬。枕崎のかつおも新島のクサヤも心震えるほどうまかった。そして旅はまだまだ続く…。
  

 

南国かつおまぐろ旅

南国かつおまぐろ旅

 

 

 

 海苔とかつおぶしを偏愛し、食う寝る吞む出す特に糞便の話を書き殴り、バカップルに、はたまたオバサングループに、そしてさらには大量連続的幼児声娘連中にバカヤロメ!ケッ!光線を浴びせ、休みの度に車をピカピカに磨き上げる貧乏くさいヤツに「車より心を磨きなさい!」と心の中で説教を垂れ、テントも張れず、料理もバーベキューしかできないくせにグッズだけは大層にそろえているにわかアウトドアバカに「死ね!」と引導を渡し、原稿〆切恐怖におびえる日々を綴る。いつものシーナさんである。

 新型コロナウイルスによる巣ごもり生活で視るTVワイドショーにはちっとも共感できない私だが、シーナさんのエッセイには不思議と共感できる。

朝カレー

2020/05/10

 

 朝カレーをよくやる。いつ頃からやり始めたものだかはっきりしないがよくやるのだ。身体に良さそうな気がする。辛みで目が覚めるし、身体が温まり、脳が活性化する気がする。これから動くためのカロリーもばっちりだ。そうそう、二日酔いにも良い。ウンコ、もといウコンが肝臓の働きを活発にしてくれるはずだ。おそらくそれが朝カレーをよくやる理由だ。酒を飲みすぎるので身体が欲しているのだ。そういえばホテルの朝食でも朝カレーをよくやる。最近、朝食バイキングにカレーを用意しているホテルが増えた気がする。バイキングであれこれがっつり食べたあと、〆でカレーを食べてしまう。あれも前夜の痛飲のなせる技であろう。

 ということで本日の朝餉はカレー。キーマカレーってやつです。塩漬けした島らっきょうを添えた。

 からだがよろこんでいる・・・きがする。

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久々のステーキ

2020/05/09

 

 本日の厨房男子。

 我が家で肉といえば、基本は豚肉、次に鶏、その次が猪か牛。番外でごく稀に鯨となる。猪と牛でどちらが多いかというと猪かもしれない。つまり食べる頻度は平均的な家庭に比べて極めて低い。他所の家庭事情に詳しいわけではないがおそらく間違いない。嫌いではないがさほど好きでもない。そんな位置なのだ。それでもたまに無性に食べたくなることがある。「ステーキが食べたい!」と思うときと「すき焼きが食べたい!」と思うとき、この二通りである。つまり牛肉が食べたいというより、ステーキあるいはすき焼きという料理が食べたいのである。今日は何故だか無性に「ステーキが食いたい!」と思ってしまった。豚肉が好きならトンテキという手があるじゃないかとの自問もしてみた。トンテキは嫌いではないしそれなりにうまいが、やはり牛ステーキとは全く別物である。むしろ分厚い上質の豚肉が手に入ったならとんかつにして食べたい。ブロック肉なら酢豚にしたい。今日の気分は牛ステーキなのだ。それもヒレ肉の分厚いやつがいい。つれ合いに頼んで近くの肉屋でヒレ肉200gを2枚買ってきてもらった。和牛らしい。いくらだったかと訊くと意外に安い答えが返ってきた。値段を考えるとき、レストランで食べるステーキ、それも100g程度のものを基準に想定するのでかなり高いのだろうと想像したのだが、それほどでもなかったので少し驚いた。レストランで食べるのに比べてざっと4分の1の値段である。レストランで食べたつもりになると、かなり贅沢な気分になる。巣ごもり生活にも少しは良いところがある。

 家で焼く、それもめったに食べることがないのだから凝ったことはできない。塩とコショウをふって焼くだけである。問題は焼き加減。私もつれ合いも生に近いよりはよく焼いた方が好きである。しかし、だからといって、すっかり火が通って堅いのもいやだ。肉が分厚いだけにゆっくりと時間をかけて焼いた。ひょっとして焼きすぎてしまったかと心配したが、ほぼ思った通りに焼けていた。点数にして100点満点で80点の出来である。当然、抜群にうまかった。

 麦酒はサッポロ黒ラベル。私が一等好きな銘柄です。

 〆御飯は「山椒とじゃこの佃煮」と「島らっきょうと山椒味噌」をのせて。摘み立ての山椒の葉が爽やかでしみじみうまい。この時季ならではの味です。

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