佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

読書日記

『益田っこ ありがたき不思議なり』(元正章:著/南船北馬舎)

2023/07/25 『益田っこ ありがたき不思議なり』(元正章:著/南船北馬舎)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 本屋人から牧師へ 「神戸っこ」から「益田っこ」へ 益田からコスモスへ そして、あなたへ。 島根県・益田教会に赴任した元本屋人の牧師が…

『一杯飲んで帰ります 女と男の居酒屋十二章』(太田和彦:著/だいわ文庫)

2023/07/20 『一杯飲んで帰ります 女と男の居酒屋十二章』(太田和彦:著/だいわ文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 “居酒屋で見えてくる互いの本音、人柄。お酒が人の心を裸にする。あなたの心も。でもいいじゃないですか。それが普段の姿より…

『婚活食堂 9』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)

2023/07/12 『婚活食堂 9』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 四谷のしんみち通りにあるおでん屋「めぐみ食堂」の女将であり、元占い師の恵は、人と人とのご縁が見える。常連客の友人で介護士の山添ありさは、十年越…

『婚活食堂 8』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)

2023/07/03 『婚活食堂 8』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 四谷のしんみち通りにある「めぐみ食堂」は、元人気占い師の女将・恵が切り盛りするおでん居酒屋だ。初来店した大学生の鷲見毅は、めぐみ食堂が婚活のパ…

『婚活食堂 7』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)

2023/07/02 『婚活食堂 7』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 めぐみ食堂の新たな常連客となった大学教授の播戸は、婚活でつらい経験をしたことで、結婚に対して後ろ向きになっていた。女将の恵は、彼のことがいつに…

『婚活食堂 7』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)

2023/07/02 『婚活食堂 7』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 めぐみ食堂の新たな常連客となった大学教授の播戸は、婚活でつらい経験をしたことで、結婚に対して後ろ向きになっていた。女将の恵は、彼のことがいつに…

『黛家の兄弟』(砂原浩太朗:著/講談社)

2023/07/01 『黛家の兄弟』(砂原浩太朗:著/講談社)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 第35回山本周五郎賞受賞作!第165回直木賞、第34回山本周五郎賞候補『高瀬庄左衛門御留書』の砂原浩太朗が描く、陥穽あり、乱刃あり、青春ありの躍動感溢れる時…

『婚活食堂 6』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)

2023/06/29 『婚活食堂 6』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 「めぐみ食堂」が“婚活のパワースポット”としてテレビで紹介され、新規客で賑わう中、元占い師の恵は報道番組のゲストとして出演を依頼される。一方、常…

『婚活食堂 5』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)

2023/06/28 『婚活食堂 5』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 トマトの冷やしおでん、エビ雲呑、ピーマンの焼売、ナスと卵のよだれ鶏風―暑い夏でもさっぱり美味しい料理とお酒で、「めぐみ食堂」は大賑わい。常連客…

『婚活食堂 4』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)

2023/06/26 『婚活食堂 4』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 激しい雷雨の中、めぐみ食堂にやって来たのは、イケメンで独身のIT実業家・藤原海斗。四谷のしんみち通りでおでん屋を営む恵は、年齢も職業も異なる四…

『高瀬庄左衛門御留書』(砂原浩太朗:著/講談社)

2023/06/25 『高瀬庄左衛門御留書』(砂原浩太朗:著/講談社)を読んだ。図書館に予約してからかれこれ半年近くなって手元に来た本である。それだけ人気があるということだろう。 まずは出版社の紹介文、その他絶賛のコメントを引く。 ◎第165回直木賞候補作…

『銀河鉄道の父』(門井慶喜:著/講談社)

2023/06/22 『銀河鉄道の父』(門井慶喜:著/講談社)を読んだ。第158回直木賞受賞作です。 まずは出版社の紹介文を引く。 明治29年(1896年)、岩手県花巻に生まれた宮沢賢治は、昭和8年(1933年)に亡くなるまで、主に東京と花巻を行き来しながら多数の詩…

『婚活食堂3』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)

2023/06/18 『婚活食堂3』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 新キャベツとサーモンの重ね漬け、鯛の昆布締め…季節の料理と美味しいお酒を求める人々で賑わう「めぐみ食堂」。男女の縁が見える女将の恵のもとには、常…

『婚活食堂 2』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)

『婚活食堂 2』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 もらい火によって全焼するも、ふたたび四谷のしんみち通りで開店したおでん屋「めぐみ食堂」。女将の玉坂恵は元・人気占い師だったがその力を失い、今は“男女の縁”…

『婚活食堂1』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)

2023/06/11 『婚活食堂1』(山口恵以子:著/PHP文芸文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 牛スジ、葱鮪、トマト、蟹面といった名物おでんや、牡蛎のカレー煮、蒸しイチジクの甘味噌かけなどの美味しい小料理…東京・四谷の「めぐみ食堂」は、女将…

『人生を変えた時代小説傑作選』(山本一力・児玉清・縄田一男:選/文春文庫)

2023/06/07 『人生を変えた時代小説傑作選』(山本一力・児玉清・縄田一男:選/文春文庫)を読んだ。正確には再読した。記録によると2010/09/09に読んでいる。もう13年ちかく経っているが読んだことを忘れていた。ということはどうやら私にとって「人生を変…

『ほんとうの憲法 戦後日本憲法学批判』(篠田英朗:著/ちくま新書1267)

2023/06/06 『ほんとうの憲法 戦後日本憲法学批判』(篠田英朗:著/ちくま新書)を読んだ。ほんとうは憲法記念日に合わせて読もうと思っていた。しかしなぜだか図書館からの連絡が遅れひと月ちかく遅れてしまった。だからといって何の不都合があるわけでも…

『隼別王子の叛乱』(田辺聖子:著/中公文庫)

2023/05/26 『隼別王子の叛乱』(田辺聖子:著/中公文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 ヤマトの大王の想われびと、女鳥姫と恋におちた隼別王子は大王の宮殿を襲う。愛と権力を賭けた血なまぐさい叛乱の夢は、大王の前にあっけなく破れ、隼別は…

『東京奇譚集』(村上春樹:著/新潮文庫)

2023/05/10 『東京奇譚集』(村上春樹:著/新潮文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 どうしてこんなことが起こるのだろう。 都市の隙間のあやしく底知れぬ世界へと導く5つの物語。 肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却……。大切なものを突然に…

『日本再建を阻む人々 奇怪な言説の主を名指しで糺す』(岩田温:著/かや書房)

2023/05/03 『日本再建を阻む人々 奇怪な言説の主を名指しで糺す』(岩田温:著/かや書房)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 「悪夢の民主党政権」で沈没しかけた日本を取り戻し、日本経済をV字回復させ、同盟国・アメリカをはじめ、世界中の国々…

『成瀬は天下を取りにいく』(宮島美奈:著/新潮社)

2023/04/28 『成瀬は天下を取りにいく』(宮島美奈:著/新潮社)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。各界から絶賛の声続々、いまだかつてない青春小説! 2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の…

『菜根譚』(湯浅邦弘:著/角川ソフィア文庫)

2023/04/26 『菜根譚』(湯浅邦弘:著/角川ソフィア文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 『菜根譚』は、『論語』とならび各界のリーダーたちが座右の銘としてきた処世訓の最高傑作。「一歩を譲る」「人にやさしく己に厳しく」など、人づきあいの…

『明日をこえて』(ロバート・A・ハインライン:著/扶桑社ミステリー文庫)

2023/04/18 『明日をこえて』(ロバート・A・ハインライン:著/扶桑社ミステリー文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 アメリカ合衆国は占領された!世界侵略をつづけてきたパンアジア帝国によって、政府中枢は壊滅、全土が一気に制圧されたのだ…

『国商 最後のフィクサー葛西敬之』(森功:著/講談社)

2023/04/17 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』(森功:著/講談社)を読んだ。 知人からの薦めがあって興味を持った本である。 まずは出版社の紹介文を引く。 安倍晋三射殺で「パンドラの箱」が開き、一気に噴出した日本政財界の闇――その中心にいたのは、こ…

『数の女王』(川添愛:著/東京書籍)

2023/04/08 『数の女王』(川添愛:著/東京書籍)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 人間一人ひとりに「運命の数」が与えられている世界。メルセイン王国の王妃は、呪いで敵を殺しているという噂があった。王妃の娘で13歳のナジャはある日、数年前…

『ドミノin上海』(恩田陸:著/角川文庫)

2023/03/26 『ドミノin上海』(恩田陸:著/角川文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 神様だって、止められない。たった一日で運命のドミノが倒れ始める! 「『蝙蝠』が上海に入った」。豫園からほど近い路地裏の骨董品店に緊張が走った。門外不出…

『鴨川食堂 ひっこし』(柏井壽:著/小学館文庫)

2023/03/24 『鴨川食堂 ひっこし』(柏井壽:著/小学館文庫)を読んだ。今月7日発売のシリーズ最新刊である。 まずは出版社の紹介文を引く。 京都発! 大人気美味しいミステリー第10弾 「鴨川はんには申しわけないんやが立ち退いて欲しいんや」。 京都・東…

『時宗〈巻の四〉戦星』(高橋克彦:著/NHK出版)

2023/03/20 『時宗〈巻の四〉戦星』(高橋克彦:著/NHK出版)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 時頼の死から十一年後、日本に狙いを定めたクビライの軍団がついに大陸から出撃を開始する。鎌倉幕府執権の北条時宗は国を守り抜くため、父が遺した究…

『書店主フィクリーのものがたり』(ガブリエル・ゼヴィン:著/小尾芙佐:訳/ハヤカワepi文庫)

2023/03/20 『書店主フィクリーのものがたり』(ガブリエル・ゼヴィン:著/小尾芙佐:訳/ハヤカワepi文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 その書店は島で唯一の、小さな書店―偏屈な店主のフィクリーは、くる日もくる日も、一人で本を売っていた…

『時宗〈巻の参〉震星』(高橋克彦:著/NHK出版)

『時宗〈巻の参〉震星』(高橋克彦:著/NHK出版)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 亡き父・時頼の後継者として、時宗はその遺志を受け継ぎ国を一つにまとめるため、兄の時輔をはじめ北条一族や安達とともに、幕政に異を唱える将軍を更迭することに…