佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

東野圭吾「嘘をもうひとつだけ」を読了

東野圭吾「嘘をもうひとつだけ」を昨日読了。さすがである。
加賀刑事が鋭い観察眼と鋭敏な頭脳で殺人事件を解決する。推理小説のおもしろさを十分堪能できる内容だ。意外性があり読み手を飽きさせない。
短編集なので軽く読める。従って、氏の作品の魅力のひとつである「切なさ」「人間の悲哀」といった情緒はないが、推理小説ファンをきちんと楽しませてくれる本であった。

嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)

嘘をもうひとつだけ (講談社文庫)