佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

「青と黒」の意地を見せたGAMBA

2007年11月10日
J1リーグ 第31節 ○2-0 VSジェフユナイテッド千葉 @万博

 一週間前 、川崎フロンターレを1−0で下しナビスコカップを手にしたガンバ。その後の、天皇賞予選も苦しみながらも勝利している。しかし、リーグ戦では、ここしばらくの不調が響き、本日のゲーム前時点で浦和レッズに勝ち点差で7と水をあけられ、優勝はきわめて困難な状況にある。
 ガンバにも浦和にも残されたゲーム数は同じ4。ガンバのすべき事はハッキリしている。勝利あるのみ。
 ガンバの持ち味を出し開始から積極的に攻撃に出る。マグノアウベスの調子も良かったが決定的なチャンスを決めることが出来ず苦しい展開になりかけた。しかし、この状況を打開したのはやはりマスター・オブ・ガンバ=遠藤であった。58分右サイドで絶妙のスイッチから抜け出した二川が逆サイド遠藤へ。遠藤はそのままドリブルでエリア内に侵入すると相手DFを引き付け中央で待つバレーへ。これをバレーがダイレクトで決めて1-0と先制。遠藤がペナルティーエリア内でボールを持つと相手ディフェンダーは遠藤への対応に引きつけられる。相手を引きつけた絶妙のタイミングで「どうぞ決めてください」と云うバレーへのパス。バレーもここぞという決定機に枠をはずなさい。さすがだ。 2点目も遠藤が演出。61分、センターサークル付近から遠藤が浮き球でタテに出したロングパスをバレーが相手DFを蹴散らしてトラップ、右足で叩き込み2-0とゲームを制圧。
 ジェフのシュート数6本に対し、17本のシュートを放ったガンバ。超攻撃的サッカーは健在。
 リーグ戦優勝は難しい状況だがガンバは昨年覇者の意地を見せた。「青と黒」の誇りにかけて、最後まで戦え。