いよいよ田中酒造場での酒蔵見学。この蔵はなかなか見学をさせてもらえないらしい。いい加減な酒飲みの集まりである「旬の会」に秘められた意外な実力に気付かされる。この扉の向こうにどのような酒が息づいているのか、いやがうえにも期待は高まる。
事務所に並べてある酒に普段なじみの「白鷺の城」とは別のお目にかかったことの無い「白鷺の城」がある。米搗水車(こめつきすいしゃ)純米酒もある。これがウワサの江戸時代の製法を再現した酒か・・・しかも、酒米は岡山県産亀の尾を使用していると聞いている。どんな味なのか、飲んでみたいなぁ。いかん、いかん、今日は蔵見学なのだ。
白衣に着替え、キャップを被って奥へ進むと「名刀正宗」の銘が刻まれた煙突が青空にそびえ
ていた。
いよいよ酒造りの見学だ。(まだまだつづく)