昨日夜は旬の会に出席しました。
第322回です。
どんどん回を重ねています。
すごいです。
すごいのは回数だけではありません。
アテはオコゼと穴子です。
贅沢です。
贅沢は料理だけではありません。
酒のラインナップはいつも垂涎ものです。
酒のラインナップを紹介しましょう。
1.菊姫 山廃純米 無濾過 呑切生原酒 (石川)
日本酒度 -4.0
2.香露 特別純米 (熊本)
日本酒度 -2.0
3.都美人 山廃純米「雲のごとく」 生 (兵庫・淡路)
日本酒度 +3.0
4.出羽桜 純米吟醸「出羽燦々誕生記念」生 (山形)
日本酒度 +4.0
まずは「菊姫」をいただきました。はてさて、山廃独特の酸が勝つか、あるいは菊姫の持ち味である濃厚な旨味が勝つか・・・一口すいっと飲んでみると、なかなか良いではないですか。味は濃醇、やはり菊姫です。しかし酸味が立っていて決してしつこさを感じさせない。後味は上品な旨味です。アルコール度数も19度とやや強め。良い酒です。
次は「香露」をぬる燗で。これはウマイ。この酒は燗のためにあるのではないかと思えるほどこの味。穏やかな米の甘み、程よく熟成され落ち着いたやわらかい酒です。
続いて地元兵庫は淡路島の銘酒「都美人」。こちらも山廃づくりです。山廃ならではの力強く複雑な旨味を酸が程よくまとめています。菊姫ほどではありませんがボディーのしっかりした酒です。
最後に控えしは山形の銘酒「出羽桜」。私が日本酒って美味しいと知るきっかけになった銘柄です。この日は「出羽燦々誕生記念 生」。フルーツのような甘い香り。上品で繊細な旨味。スッキリした後口。アルコール度数も15.5度と軽めです。旬の会会長(しおりんのパパさん)をして、「今日は酒の順番がバッチリやった」と言わしめたのも納得。最後の〆としてキリッとした爽やかさを演出してくれました。
料理はオコゼと穴子をやつか風で・・・
造りにもオコゼが入っていました。オコゼの白身の上品な味を味わった後、きれいなピンク色のトロのまったりした味、たまりません。
穴子の鍋もうまかった。この鍋に溶き卵を入れると柳川風になります。その食べ方も魅力的なのですが、昨日はすき焼き風に溶き卵につけて食べました。穴子がふんわりと柔らかく口の中でとろけます。何よりも美味しいのは一緒に煮てあるタマネギと笹がきゴボウ。タマネギと言えば淡路島の名産品、瀬戸内の穴子と淡路のタマネギを口にほおばり飲み下した後に「都美人」をツイーっと流し込む。これぞ「あわじをあじわう」なのだ。
そして、オコゼといえば何といっても唐揚げ。身の部分よりも骨とひれ、そして皮の部分が美味しいのだ。これを食べるときはビールも良いのだが、旬の会では地酒しか飲まない。スッキリとした出羽桜がどんどんすすむ。最高!!
てなわけで、食べました、飲みました。今日の太陽が黄色くぼやけて見えたのは暑さのせいだけではないようで・・・・