今が食べ頃の牡蠣を食べようと日生に行きました。日生といえば「カキオコ」。名店の誉れ高い「タマちゃん」へ。
土曜日とあって行列で1時間ちょっと待ち。普段なら「並んでまで食べるほどのものか！」とさっさと方針変更する私も、今日は家族を連れていますのでワガママも言えずじっと我慢の子。とはいえ、こんな時のために私は文庫本を持ち歩いている。今日は海堂尊の「螺鈿迷宮」がポケットに入っている。「失敗（ミス）ドミノ倒し姫宮」のドタバタに笑い転げていると１時間少しの待ち時間もあっという間に過ぎ、鉄板のまえに案内される。注文は先に紙に書いて通っている。「カキオコの丞」「カキネギの丞」「豚ソバ焼」「タマガキ３（サン）」だ。気合いをこめて「オネエさん、生ビール！」と注文。
「豚ソバ焼」はまずまずの味だが、ちとソースが濃すぎるか。
「カキオコの丞」「カキネギの丞」（写真）はカキオコを売りにしているだけあって、さすがの味。味付けは「カキオコの丞」がソース半分、岩塩半分で、「カキネギの丞」が醤油半分、岩塩半分になっており、それぞれの味が楽しめる。岩塩のほうが牡蠣の味が生きている。牡蠣もこれでもかというほどたくさん入っているのだ。バカウマ！！
続いて出てきた「タマガキ３（サン）」これもお店の人気メニューとのこと。ふわふわのオムレツにぷりぷりの牡蠣とネギがつつまれている感じ。オリーブオイルがたっぷり使ってあるあたり地中海風だ。これも旨い。家族の評価総合点ではこれが一番でした。
