第333回 旬の会 @鹿嶋殿 2010/6/3
アップするのが遅くなりましたが第333回旬の会の様子を少々。
私が旬の会に参加したのは最近ですが、通算333回というのは金字塔だと思います。
北野会長の挨拶です。ブルーのネクタイがアバンギャルドな感じでした。
『龍力』醸造元・本田商店の本田社長の挨拶です。美味しい酒をありがとうございました。
本日の地酒
日本酒度 +1.0
穏やかなふくらみのある酒。バランス良く、間違いのない酒です。
やっぱり美味いなあ。蔵の実力を感じます。
どっしりした旨味を強めの酸がしめています。好きやなあこんな酒。
- 白鷺の城 稀代 純米 生 (姫路・広畑)
日本酒度 +4.0
私はこのお酒、美味しいなと思いました。この日飲んだ酒の中で一番といっても良いでしょう。
味は濃厚、骨太の酒で、それに加えて酸味(りんご酸)が何ともいえず口当たりがよいのです。
バナナ香が鼻をくすぐる。この香りも酒によっては厭味だが、この酒には嬉しい。
日本酒に求めるものが全て揃っている酒だなあというのが感想です。
田中社長とお話しさせていただいて光栄でした。
- 白鷺の城 純米吟醸 (姫路・広畑)
日本酒度 +3.0
白鷺の城といえばこの酒、定番です。
香り心地よく、旨味しっかり、後口すっきりというハイレベルな酒。
よく飲む定番だけに驚きはないが、初めての人が飲むと「何これ~美味しい!」と感動するはず。
不心得者の飲み屋では「大吟醸」といって偽って出しているところもあるという噂も。
香り控えめ、味濃厚、酸味が利いたこれも私好みの酒。
こういう酒がいっぱい出てくると酒飲みは拍手喝采雨あられ
まだ、市場に出ていないと聞いたが本当か。もし本当ならこれに勝る幸せはない。
Nothing gives me so much pleasure !
旨いですね~。丸いですね~。
濃紺ラベルにシルバーの文字。カッコイイですね~。
今年の品評会で「金賞」を受賞した蔵の実力を感じました。
我が家のすぐ近くにある蔵「壺坂酒造」さんのお酒です。
とはいっても『覇』という酒は初めてです。
何とも勇ましいラベルです。応援してます。
家の近所の酒蔵だけに何度か飲んでいますのであえて味見はしませんでした。
写真も撮っていません。
なでしこの花酵母を使った酒だったと思います。
香りと甘さに騙されてはいけません。結構硬派な酒だったと思います。
- 八重垣 純米吟醸 <雄町> (姫路・林田)
日本酒度 -3.0
米の味をしっかり感じる酒。
ヤエガキさんらしく香りとキレがよい酒です。
- 八重垣 特別純米 生 (姫路・林田)
日本酒度 +3.0
しっかりした味わいのある酒でした。
さらに熟成した後に味わってみたい酒です。
ラベルがアバンギャルドです。
乾杯酒をいれると計10種類の酒を飲んだことになる。それなりの量である。
しかし我々はこれしきでは家に帰らないのだ。
打ち上げをやるべく高砂市米田町「のぞえ」になだれ込み、さらに飲むことになる。
「のぞえ」では酒飲みが好きなアテが用意してありました。
鹿嶋殿で残っていた酒を持ち込みぜ~んぶ飲んでしまいました。もうわけがわかりません。
「のぞえ」でも、アゾースキーさんのちくわフルートの調べに耳を傾けながらの酒となりました。
アゾースキーさんの演奏は「のぞえ」の社長のハートをグッとつかんだ様子。