佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

ゆず、香る

本品は小説と入浴剤です。

食べられません。

                  (パッケージ注意書き)

 

(あらすじ)

大学の英会話サークルで出会った彼女と彼は、付かず離れずの微妙な距離感。お互い社会人になった今も数ヶ月に一度、友人として曖昧な時間を過ごす。彼女のグラスは今夜も故郷の名産品”ゆず”のお酒。そんなふたりにも、巡る季節は変化を運ぶ…… 今宵ふたりに、恋、香る。

 

 

 

 

 入浴剤つきの小説、言い換えれば小説つきの入浴剤なのですが、やはり入浴剤つきの小説です。なぜなら、私にとってあくまで小説が主、入浴剤はオマケだから。角川文庫とBANDAIのコラボ。こちらはBANDAIと角川文庫のコラボと言い直すこともやぶさかではない。もう一つ云えば有川浩と馬路村のコラボ。(これは有川フリークの私としては有川さんを先に持ってきたい。馬路村の柚子ポン酢のファンでもあるが……)

 と、まあ、どうでもいいことをぐだぐだと書いてしまいましたが、ほっと文庫『ゆず、香る』(文・有川浩)を読みました。温まるな~。さすがは有川さん。二人のイジイジ感がたまりませんなぁ。

 馬路村の柚子は前からファンでした。柚子ポン酢や柚子入り七味を取り寄せたことがあり、今でも馬路村から年2回ぐらいご案内が郵送されます。久しぶりに鍋用の柚子ポンを取り寄せるかな。

 その前に今夜は同封の入浴剤でゆず湯だ。たっぷり温めてもらおう。