佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

平台がおまちかね

『平台がおまちかね』(大崎梢・著/創元推理文庫)を読みました。

まずは出版社の紹介文を引きます。


作り手と売り場を結ぶ糸をたくさん鞄に詰め込んで、出版社の新人営業、井辻智紀は今日も本のひしめくフロアへと向かう。―でも、自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら何故か冷たくあしらわれ、文学賞の贈呈式では受賞者が会場に現れない!?他社の先輩営業マンたちにいじられつつも、波瀾万丈の日々を奮闘する井辻君の、こころがほっとあたたまるミステリ短編集第一弾。


 世の中にこんなに楽しそうな仕事があったとは。私は今日まで、出版社の編集(とりわけ作家担当)だとか、図書館の司書、古本屋さん、書店員さんをうらやましく思ってきましたが、そうか、出版社の営業担当があったのだと初めて気づきました。これは本好きには天職ではあるまいか。

 またまたお気に入りシリーズができてしまったようです。早速、書店に行き『背表紙は歌う』を購入。「成風堂書店事件メモ」シリーズも気になる。『配達あかずきん』『晩夏に捧ぐ』『サイン会はいかが?』も買おう。あっ、その前にジョン・ダニングの未読本を読まねばと、本棚の積読本『災いの古書』を手にとった。

 作中、出版社営業マンがお薦め本を紹介するイベント「ポプコン」にエントリーした本(下記10冊)も大変気になるところ。

  1. 『忘れ雪』 新堂冬樹
  2. 『青葉繁れる』 井上ひさし
  3. 『カレーライフ』 竹内真
  4. ライオンハート』 恩田陸
  5. 柳生非情剣』 隆慶一郎
  6. 『母』 三浦綾子
  7. 『旅のラゴス』 筒井康隆
  8. 『サンタクロースのせいにしよう』 若竹七海
  9. ななつのこ』 加納朋子
  10. 『幻の特装本』 ジョン・ダニング

 『ライオンハート』、『旅のラゴス』、『幻の特装本』は読んだことのある本。それぞれ私も大好きな本である。『柳生非情剣』は既に購入しており、私に読まれる日を待って本棚に並んでいる状態だ。他の本も是非とも読んでみたい気になっている。気になる順に『ななつのこ』、『カレーライフ』、『サンタクロースのせいにしよう』は発注した。もちろん「成風堂書店事件メモ」シリーズを購入したことは言うまでもない。

 あぁ、本の海は果てしなく広く、そのすべてを航海して回るには人生はあまりに短い。どんどん貯まっていく積読本をどうしてくれよう・・・・・・