佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

シャカリキ!

シャカリキ!』(原作・曽田正人/ノベライズ・丹沢まなぶ/小学館文庫)を読みました。

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


自転車で坂を登ることに情熱を傾ける高校生、テルこと野々村輝は日の大亀ヶ丘高校の自転車部に入部する。チームのエースは鳩村大輔。高校生ながら国内の主要大会で入賞する実力者だ。自転車ロードレースは、エースを勝たせるために他の選手が全力でアシストする。テルは鳩村と競いながらも、チームのための走りに少しずつ目覚めていく。テルの得意な山岳コースを舞台にした石渡山ロードレースで、テルと鳩村はライバル鳳帝高校のエース・ユタと抜きつ抜かれつのデッドヒートを。最後に勝つのは誰なのか。テルの姉・さゆりの視点で描いた青春が熱いノベライズ。

 


 

 

原作は曽田正人氏のコミックらしい。映画にもなったのですね。

小説がコミックや映画になったときに、コミックや映画が小説を超えられないように、コミックが小説になったとき、その小説はやはりコミックを超えられないのだろう。小説としてある種の物足りなさを感じてしまった。どちらが上で、どちらが下というものではなく、それにあった表現方法があるということなのだろう。とはいえ、充分に楽しませていただきました。相当熱くなりました。どのくらい熱くなったかというと、へたれチャリンコ乗りの私でさえ、ヒルクライムをやってみたいと思ったくらいです。(笑)