佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

やくざ監督と呼ばれて

 
『やくざ監督と呼ばれて ~山陰のピカソ野々村直道一代記』(野々村直道:著/白夜書房)を読みました。
 
 
マスコミは報道するとき、必ずしも事実を伝えない。事実の一部を切り取って伝える。意図的に一方の事実を隠して伝えることもある。しばしばその事実に色をつけて(マスコミからすればメッセージのつもりだろうが)伝える。たまに脚色の範囲を超えてウソも書く。(これは朝日に顕著だ) そして報道の対象が権力であったり、大会社であったり、有名人であったり、成功者であったりした場合、悪意をもって報道することを常としている。これはマスコミの偏執的悪癖といえるが、ほとんど病気である。よって我々はマスコミ報道を鵜呑みにしないよう注意せねばならない。一度、野々村氏に直接会ってたとえ5分でも話をしてみれば、マスコミが伝える野々村直道像がいかに意図的にねじ曲げられたものであるかがよくわかるはずだ。野々村氏は真っ直ぐな方である。先入観を持たず接すれば、至極真っ当な方である。おそらくその真っ当さがケツの穴の小さい左翼崩れのマスコミ人や日教組を落ち着かない気分にさせるのでしょうが・・・(笑)