佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

変見自在 マッカーサーは慰安婦がお好き

『変見自在 マッカーサー慰安婦がお好き』(高山正之:著/新潮社)を読みました。

 

まずは出版社の紹介文を引きます。


教科書には絶対に載らない、歴史の真実。世にあふれる定説を疑え!

今や「性奴隷!」と騒ぎ立てる、かのアメリカ総司令官の初仕事は、日本に慰安婦を供出させることだった――。中国が唯一逆らわない国、味覚オンチ国家が仕切るTPPのワナ、中東の「日本敵視」はウソ、本当の「維新」とは何か、日本叩きのルーツはあの国……本書を読めば、あらゆる事象の真実、正しいものの見方が分かります。


 

 

 

髙山氏はご自分のコラムを「偏見」とはいいわず「変見」という。定説を疑ってかかれば真実が見え、このコラムに書かれたことが「偏見」ではないことがわかるはずだという思いがあるに違いない。新聞記事は疑え。アメリカは強いが正しくはない。アメリカの悪いところは、自分はいつも正義で、悪いのは相手だと言い張ること。中国には強い態度で臨むべし。白人優越主義は今も生きている。伴天連は人身売買をやっていた不逞の輩であった。アウンサンスーチーの活動は必ずしもミャンマーのためにならない。偏見を排し検証してみる必要がありそうだ。