佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『ごっくん青空ビール雲』(椎名誠・著/文春文庫)

『ごっくん青空ビール雲』(椎名誠・著/文春文庫)を読みました。

まずは出版社の紹介文を引きます。

よく晴れた暑い日に、流れる雲を眺めながらビールを飲む瞬間は、何とシアワセなものだろうか。全国の祭りを旅し、世界のお風呂を比較し、四角四面な規則に物申す。親指シフトワープロもとうとうドタンバだ。どーでもいいことをマジメに、マジメなことを楽しくいいかげんに語る、長寿連載エッセイ第22弾。

 

 

ごっくん青空ビール雲 (文春文庫)

ごっくん青空ビール雲 (文春文庫)

 

 

 

にっぽん丸のベランダに腰掛け、海を観ながら読みました。2009/2/19~2010/3/18に週刊文春に連載された"赤マント”シリーズ。この時期のシーナ氏は冴えてますね。ユーモアのセンス、世の中のおかしなモノに怒る鋭い視点、たいへん楽しく読ませていただきました。思い起こせば1981年の春、書店の新刊コーナーでふと手に取り立ち読みした『かつおぶしの時代なのだ』を読んで以来のシーナ・ファンである。以来かれこれ34年間、飽きずにシーナ氏のエッセイを読み続けている。ビールを飲みながらシーナ氏のエッセイを読む時間を私は幸いとしているのだ。文句あっか!