佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『旅に出る ゴトゴト揺られて本と酒』(椎名誠・著/ちくま文庫)

『旅に出る ゴトゴト揺られて本と酒』(椎名誠・著/ちくま文庫)を読みました。

まずは出版社の紹介文を引きます。

旅をするときに本を読むのが人生の楽しみのひとつだ。知らない土地でのさまざまな苦難やヨロコビに満ちた旅が綴られているちょっと変わった旅本を読むのは無上の喜びだ。漂流ものや無人島ものを読んで、サバイバル生活にドキドキし、挫けず生き抜く様子に胸を打たれるのもいい。本に、旅に日々心を惑わされる著者の、エッセイ&こだわり本ガイド。 

 

旅に出る ゴトゴト揺られて本と酒 (ちくま文庫)

旅に出る ゴトゴト揺られて本と酒 (ちくま文庫)

 

 

私の好きなシーナさんのエッセイである。いつものように雑多な内容である。口さがない連中にいわせると「ダボハゼ作家」だそうだ。現に巻末の解説を書いた竹田聡一郎氏がそう言っている。(もちろん良い意味ですが) 後半143Pあたりからがかなりヤバイ! なにがヤバイかというと「心惑わす活字生活」と題して本書の半分をシーナ氏お気に入りの本の紹介にあてているのである。本書で紹介された本は一三三冊。活字中毒者の私は涎タラタラ状態である。かといって紹介された本全てを買うわけにはいかない。一三三冊といえば私の一年間の読書量に匹敵する。他にも読みたい本は山ほどあるのだ。ここは「買いたい・・・全て読みたい・・・」という気持ちをグッとこらえて数冊に絞り込もうではないか、と冷静な判断を下しつつ絞りに絞ってamazonで本を発注。発注したのは以下の9冊と一桁に絞り込んだ。かれこれ締めて19,365円も使ってしまったぞ。かなりヤバイではないか。

  • ぶっかけめしの悦楽』(遠藤哲夫・著/秀画堂) ¥1,237(古本・送料込み)
  • 『母のないキッチンで - 八重ちゃんのフライパン日記』(福田八重子・著、松本美津枝・編集/国土社) ¥258(古本・送料込み)
  • 『かわらの小石の図鑑 - 日本列島の生い立ちを考える』(千葉とき子・斉藤清二:著/東海大学出版会) ¥857(古本・送料込み)
  • 『カミハタ探検隊熱帯魚の秘境を行く(上・下)』(神畑重三・著/新日本教育図書) ¥6,048(新品)
  • 『古生態図集・海の無脊椎動物』(福田芳生・著/川嶋書店) ¥9,180(新品)
  • 『もしも月がなかったら - ありえたかもしれない地球への10の旅』(ニール・F.カミンズ:著/東京書籍)  ¥670(新品)
  • 『わしの新聞 - わしのためのわしによるわしだけの』(神山恭昭・著/ほそぼそブックス) ¥857(古本・送料込み)
  • 『私の嫌いな10の言葉』(中島義道・著/新潮文庫) ¥258(古本・送料込み)

ちなみに極限まで絞りに絞った結果、最後の最後に購入をあきらめた本は『うんち大全』(ジャン・フェクサス:著/作品社)であった。そう書きながらも未だ迷っているのではあるが・・・(苦笑)

 

 

ぶっかけめしの悦楽

ぶっかけめしの悦楽

 

 

 

母のないキッチンで―八重ちゃんのフライパン日記

母のないキッチンで―八重ちゃんのフライパン日記

 

 

 

かわらの小石の図鑑―日本列島の生い立ちを考える

かわらの小石の図鑑―日本列島の生い立ちを考える

 

 

 

 

カミハタ探検隊熱帯魚の秘境を行く (上巻)

カミハタ探検隊熱帯魚の秘境を行く (上巻)

 

 

 

 

 

古生態図集・海の無脊椎動物

古生態図集・海の無脊椎動物

 

 

 

もしも月がなかったら―ありえたかもしれない地球への10の旅

もしも月がなかったら―ありえたかもしれない地球への10の旅

 

 

 

わしの新聞―わしのためのわしによるわしだけの (ほそぼそブックス (2))

わしの新聞―わしのためのわしによるわしだけの (ほそぼそブックス (2))

 

 

 

私の嫌いな10の言葉 (新潮文庫)

私の嫌いな10の言葉 (新潮文庫)

 

 

うんち大全

うんち大全