佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『乙嫁語り <8>』(森薫・著/BEAM COMIX)

乙嫁語り <8>』(森薫・著/BEAM COMIX)を読みました。

待ちに待った第8巻。あいかわらず素晴らしい出来です。

まずは出版社の紹介文を引きます。

アミルの友人パリヤにとって、目下のところ気になるのは結婚相手。率直すぎる性格が災いしてか、なかなか縁談がまとまらない日々。そんなパリヤにも最近、気になる相手ができたようで……。第5の乙嫁(おとよめ)は人気の高いパリヤさんの物語! 果たしてパリヤは結婚できるのか!? 暗黒期から抜け出せるのか!? 悠久の大地・中央アジアを舞台に描くブライド・ストーリー『乙嫁語り』、抱腹絶倒の第8巻!

 

乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)

乙嫁語り 8巻 (ビームコミックス)

 

 

森さんの中央アジア萌えが画(特に衣装)の描き方に出ています。相変わらずの微細な表現に感服します。しかし私は今巻を読んで残念なことに気づいてしまった。残念といっても作者・森薫氏には何の落ち度もないのだが。何が残念なのかというと、私の目が森さんの微細な筆致を鑑賞する能力を失いつつあるという現実です。最近とみに視力が衰え、真昼の明るさの下ででなければ細かな表現を瞬時に判別しかねるのです。とはいえ、昼間は仕事があるので、読むのは夜か早朝。じっくり見たいところは天眼鏡の助けが必要な有様。トホホである。