佐々陽太朗の日記

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『暁光の断 勘定吟味役異聞(六)』(上田秀人・著/光文社文庫)

『暁光の断 勘定吟味役異聞(六)』(上田秀人・著/光文社文庫)を読みました。

出版社の紹介文を引きます。

 新春早々、水城聡四郎は、新井白石から大奥年寄絵島の起こした騒動について調べよと命ぜられた。幕府最大の懸案は、七代将軍家継の後継者を誰にするか。政敵同士が暗躍し、大奥での対立には豪商紀伊国屋文左衛門の影が?尾張藩騒動後、次期将軍継承者は紀州家当主・徳川吉宗か、それとも…。巨万の富を誇る豪商が狙う標的とは!?狙むか聡四郎の必殺の一閃。

  

暁光の断  勘定吟味異聞(六) (光文社文庫)

暁光の断 勘定吟味異聞(六) (光文社文庫)

 

 

いよいよ吉宗との縁が深まっていく。吉宗は相模屋の一人娘紅を猶子として迎え、聡四郎と結婚させてやろうという。本気なのか。そのまま受けとって良いものかどうか、何らかの裏の意図がありそうだ。吉宗との関係、紅との結婚が今後どうなっていくのか、いよいよ目が離せない。