佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

YouTubeで落語 Vol.001 『青菜』(桂枝雀)

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Vol.001 『青菜』(桂枝雀

 先日から落後辞典とも謂うべき著書『新版 落語手帖』(矢野誠一・著/講談社)を読んでいます。読んでいるうちに、これに紹介された274席を全て聴いてみたいと考えました。幸いなことにYouTubeを探せばいろいろな演者で動画があります。「あ」で始まる噺から順番にいきます。

 まずは『青菜』です。旦那さんが一仕事終えた植木屋に柳かげと称する酒を鯉のあらいをアテに供する。青菜もおあがりかと手を叩いて奥方を呼び持ってくるよう命ずるが、奥方が言うに「旦那様、鞍馬から牛若丸が出でまして、その名を九郎判官」。それに応えて旦那は「義経義経」と返した。菜がないということを隠し言葉で伝えたのだということを聞いた植木屋はさっそく家に帰ってそれを真似ようとするという噺。桂枝雀のとぼけた植木屋は名演だ。

 


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