佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『おひとり京都の愉しみ』(柏井壽・著/光文社新書)

『おひとり京都の愉しみ』(柏井壽・著/光文社新書)を読みました。

まずは出版社の紹介文を引きます。

京都をひとりで旅する。そう聞いて誰も(除く平成生まれ)が思い浮かべるのはきっと「京都大原三千院...」の歌い出しで知られる流行り歌だろう。恋に疲れた女性が寂しさを紛らわせる京都ひとり旅。むろん、そんな旅があってもいいが、「おひとり京都」はもっと前向きで愉しい旅を目指したい。
敷居が高い。一見(いちげん)さんお断り。とかくとっつきにくいイメージで語られることの多い京都だが、それは表向きの顔。実はもっと親しみやすく、誰にでも門戸を広げる街なのである。そしてそれを実感できるのが「おひとり京都」なのだ。(「まえがき」より)
京都の素顔を知りつくす著者が、「ひとり京都」の愉しみ方を存分に紹介する。----久しぶりのひとり旅は、京都へどうぞ。

 

おひとり京都の愉しみ (光文社新書)

おひとり京都の愉しみ (光文社新書)

 

 

 車に自転車を積んで或いは新幹線で輪行して京都へ旅をするのが愉しみになっている。といってもせいぜい念に1~2度のことだが。何も考えず、目的も持たずポタポタ走る時もあれば、テーマを決めて走ることもある。桜、紅葉といった季節の美を愛でる旅、美術館、神社仏閣といった歴史的、審美的なものを求めるアカデミックな旅、美味しい食べ物屋、居酒屋をめぐるグルメ旅、本屋、古書店をまわる趣味の旅など、およそどのような欲求にも応えてくれそうな懐の深さを持つ町、それが京都だ。

 興味を引かれたところ、行きたいところに付箋を貼っていったら付箋だらけになった。ということはとりあえず京都に行けば愉しめるスポットだらけだということだ。Google マップに★印をつけていったら地図上が★だらけになった。(笑)