佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

『知識ゼロからのそば入門』(鵜飼良平・著/幻冬舎)

『知識ゼロからのそば入門』(鵜飼良平・著/幻冬舎)を読みました。

 まずは出版社の紹介文を引きます。

そばの「三たて」とは、「挽きたて」「打ちたて」「ゆでたて」のことで、旨いそばの条件。「打ちたて」は、すぐというわけではなく“1時間以上、2時間以内が美味”との意見もある。しかし「ゆでたて」には誰も異論はない。清廉で潔いそばの醍醐味を、ゆでたてで。

 

知識ゼロからのそば入門

知識ゼロからのそば入門

 

 

 蕎麦を自分で打ってみようと思い立ち、とりあえず蕎麦のことをあれこれ知ろうということで読みました。蕎麦は数年前に一度だけ打ったことがあります。その時は先生の仰るとおりやりましたので、とりあえず食べることが出来るだけには仕上がりました。ただし見た目は相当悪かったです。とはいえ、粉を用意していただき、そばつゆも用意していただいたとあっては、とても自前の蕎麦とはいえません。全て自前でやってこそ胸をはって蕎麦を打ったと言えるはず。

 蕎麦の語源から、蕎麦の種類、打ち方、食い方(たぐり方)、その他雑学のたぐいまで一通りのことを学べました。著者は「上野藪そば」の三代目ご主人。蕎麦を極めた著者から、1時間ばかり蕎麦に関する蘊蓄をご教授いただいた気分。

 さて、蕎麦を打つとするか。