佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

信州旅行3日目 旅館すぎもと

 信州旅行3泊目は美ヶ原温泉の名宿「旅館すぎもと」です。枻出版社から出ている『味わいの名宿』に紹介された個性的な宿。

 

別冊Disocover Japan_TRAVEL 日本 味わいの名宿 (エイムック 3689 別冊Discover Japan_TRAVEL)

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 宿に着くとご主人の花岡さんがいらっしゃった。オーディオセットがあり心地よい音楽が流れる談話室で冷たいお茶を入れて迎えてくださった。作家の柏井壽氏をして「花ちゃん」に逢いに行くと言わしめるほどのお人柄。私は東京のパーティーで一度会っただけなのだが、覚えていてくださった。蕎麦打ちの話、美味しい蕎麦屋がどこか、お酒の話など暫し談笑させていただいた。

案内された部屋「女鳥羽」はこんな感じ。洋室、シャワールーム、和室、ベッドルーム、屋根裏部屋といった構成。オーディオ装置から心地よい音楽が流れる落ち着ける部屋です。

 5時から花岡さんが蕎麦を打つところを見学できると聞き、蕎麦打ち場に行った。粉をふるうところから、打ち上がり細く切るところまで一時間近く、蕎麦打ちを見学。

 花岡さんの腕前に感心するうえ、トークが面白いのであっという間に一時間が過ぎた。打ち上がった蕎麦が夕食時に食べられるという。酒飲みの私には何よりも嬉しい〆を楽しみに夕食の場に向かう。

 食事会場には地下道を通っていきます。

 

 料理は酒呑みが涙を流して歓びそうな信州の美味いものが満載。酒は「福源 純米無濾過生原酒」を3合。後で「岩波 純米吟醸無濾過生原酒」を3合。つれ合いと二人でちょうど良い。

 〆の蕎麦は塩ととうがらしでいただきました。とうがらしは辛みを抑えた種類のようです。花岡さんの打った蕎麦はそうしたシンプルな味付けで食べる値打ちがありました。肝心の蕎麦を撮り忘れました。やはり酔っていたか。

 食事が終わり部屋に戻ってからはモルトウィスキーをいただきながら、音楽を聴き、ゆったりとした時間を過ごしました。すぎもとのオーディオ装置は本当にいい音を出します。


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翌朝の朝ごはんが美味しかったことは言うまでもありません。