佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

あの「明治屋」は健在であった。

 11月の三連休、前半2日は京都をポタリングしたが、3日目はあべのハルカス北斎を観ようと思い、11月4日は天王寺都ホテルに投宿した。

 旅先の常として当然居酒屋を探すことになる。天王寺阿倍野といえばかの名居酒屋「明治屋」があるところ。「明治屋」は2008年7月26日に初めて訪れた。

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 その後3度ばかり行ったが、阿倍野再開発で旧い店はなくなり、新しく天王寺のビルの中に移転していた。移転して以来行っておらず、もう昔の「明治屋」とは変わってしまっているだろうと思っていた。ところが行ってみると、確かに新しいビルの中にあるものの、入り口ののれん、引き戸などは当時と同じではないか。中に入ってみてさらにビックリ。中の様子は当時とまったく同じといっても過言でないくらい当時の姿を留めているではないか。メニューを見ても違和感なし。一瞬にしてタイムスリップしてしまった。

 最初の酒は「雨後の月」を冷やで。アテはポテサラとだし巻き卵。旨い。酒もアテも文句なしに旨い。続いての酒は「酒屋八兵衛」をグラス燗で。アテはシュウマイとイカのつみれ天。旨い。酒もアテもしみじみ旨い。続いての酒は「梅の宿」を燗で。これまたグッチョイス。アテは鰯の天ぷら。梅肉でサッパリ風味を付けている。胡瓜の漬物も旨い。酒もアテもこの上なく旨い。

 お勘定も財布にやさしい。また来るよ。大阪に「明治屋」あり!!