佐々陽太朗の日記

酒、美味しかったもの、読んだ本、サイクリング、旅行など。

北村さんの山葵と井ノ上さんの蕎麦

 大晦日に食べるもの。やはり蕎麦だろう。そして蕎麦をたぐる前には酒。酒にはアテが欲しい。今日の酒のアテは山葵。それも「北村わさび」と呼ばれる特別の山葵です。兵庫県の北部は神鍋高原の麓に湧き出る「十戸の清水」で育てられた山葵です。三〇〇年以上前から同じ方法で育てられているといいます。先日、その農家である北村さんのお家を訪ねていただいたものです。海苔に載せて、あるいは揚げに載せて、また定番の板わさにしていただきました。

 酒は「雪の茅舎 純米吟醸 生」。秋田県の銘酒。今年の新酒です。

 〆は蕎麦。毎年、お願いしている「井ノ上」の蕎麦。蕎麦は自分でも打ちますが、やはり私の腕では美味しい蕎麦は打てません。「井ノ上」の蕎麦をいただくのは年越しの儀式です。蕎麦粉は信州八ヶ岳産に北海道産の新蕎麦をブレンドしたものだとか。一分間弱、さっとゆでて冷たい水で〆ればこの上なく美味い。酒もさらにすすむというもの。

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